2023 インカレを振り返ってみる
試合結果
(女子)
優勝:大阪体育大学 10大会(休会1回を挟む)11回目の優勝
準優勝:筑波大学
3位:東海大学・国士館大学
(男子)
優勝:中央大学 3年連続6回目の優勝
準優勝:筑波大学
3位:大阪体育大学・中部大学
結果としては、以上の通りになり優勝は男女共に昨年度と同じになり、女子は10連覇・男子3連覇の結果となりました。
今回は振り返りということで自分自身が帯同させていただいた体大の男子をメインに大会を振り返っていこうと思います。
開会式
個人的には大学生の頃から合わせると5回目のインカレ
西カレも大規模な大会ですが、やはりインカレは他の大会等と比べて雰囲気が全然違うなというイメージ
全校の紹介から、様々な人のお話、地元のマーチングバンド部の素敵な演奏で開会式を終えた。
私たちは、大会2日前から現地入りし、会場で事前練習もさせていただき大会初日に備えた。
今回のインカレは函館でのインカレ
大会に向けてパフォーマンスを高めていくことはもちろんですが、気温的な問題などで、体調を万全にして試合に臨むこともかなり難しい大会だったなと思います。
前回の函館インカレは8年前?ということで、自分自身が高校生の頃に東江選手や徳田選手などが日本代表に選出される少し前の大会だったかなぁと思います。
早稲田大学のモチベファンであった自分からすると、そのような場で自分自身も試合に携われることができていることに何ともいえない感覚でした。
初戦
初戦の相手は、明治大学
ユースの代表選手、体格的に大きい選手が多く在籍するチームで、私たちからすると、かなり分の悪い相手だなと思いながら試合に臨みました。
試合が遅めからのスタートであったので、様々なチームの試合を観戦しながら、やはり初戦ということで快勝しているチームは少なく、接戦が多いな、一筋縄ではいかないなと自分の中で色々とイメージしながら試合前の準備を進めていました。
試合前、コートでは早稲田大学vs中京大学の試合が行われており、こちらも大接戦。1点差で早稲田大学が勝利しましたが、母校の中京大学もいいハンドボールをしていました。
卒業生ということで、色々と内部情報なども知っているので、色々と苦労しながらここまで来たんだなぁと思いますし、下級生はさらにこの壁を超えるために練習などに励んでほしいなと思います(誰目線(笑))
1点差の試合直後の熱が冷めやらぬまま、試合はすぐに始まった印象です。
結果としては
大阪体育大学 39 (14-16) 25 明治大学
今年の体大は西カレで最大11点差の逆転劇を演じたこともあるほど、後半に強いなぁと思いながら、ベンチに座っていました。
前半は、いいところまで守っているけれど、最後の最後に相手の個人技で得点されるような展開を、後半はしっかりGKと連動して相手OFを防ぎ、速攻に走って得点するという自分たちのやりたいハンドボールを展開することができ、結果的には大差で勝利することができました。
2試合目
初戦を終えて1安心ということではなく、次の日からも試合は続くので、気は緩めすぎることができないのも、大会来たなという感じ
2試合目の相手は、大阪経済大学
関西リーグの上位チームで、今年度も春秋と対戦し、勝利しているもののいずれも苦戦をしていた相手
お互い対戦し慣れた相手ということで、いかに地力で勝つことができるかといった試合だったかなと思います。
大阪体育大学 30 (16-13) 23 大阪経済大学
結果としては前半からのリードを保ち、7点差での勝利
試合会場も高校の体育館、最終試合で観客もそれほど多くないというようなことからも本当にリーグ戦のような環境での試合でしたが、4年生にとっては最後の公式戦
相手チームとはいえ、四年間同じリーグで切磋琢磨してきたチームとの対戦後は、選手同士の交流もあり、これも学生スポーツの良さだなと感じました。
準々決勝
勝てばベスト4の準々決勝の対戦相手は日本大学
関東学生リーグでも春秋共に好成績を残しているチームで、3-3DFなどを駆使してくるかなりの強敵でした。
大阪体育大学 36 (18-11) 26 日本大学
個人的には今季のベストゲームだったかなと思います。
相手のDFシステムやOFに対して、しっかりと前もって準備していたことをコートに出ている選手が自身の持ち味を活かしながら体現することができた試合だったかなと思います。
これで昨年度のベスト8の壁を破り、ベスト4へ進出
目標である優勝へ向けて、いい内容で試合を終えることができたなという印象でした。
準決勝
準決勝の対戦相手は、中央大学
大阪体育大学としては、2020年の中止も途中挟み、3年連続で敗れている対戦相手
中央大学 33 (16-15) 32 大阪体育大学
個人的には全国大会で初めてのセンターコート+連日の大会疲労で中々試合に自分自身が入り切ることができなかったなという反省
場慣れなのか、事前の準備なのか、このあたりはまだまだ自分自身の闘い慣れていない部分だなと思います。
試合としては、本当に文字通り一進一退
両者共に、いつ点数が離れてもおかしくない展開の中で、色々と試行錯誤しながら得点を積み重ねていきましたが、相手バックプレイヤー陣の強烈なディスタンスを止めることが1試合通してできず、悔しい1点差での敗北となってしまいました。
やはり、関東以外の地区で、リーグなどであまり打たれることがない場所からのディスタンスシュートなどをどのように守るのかということは西日本のチーム全体にいえる課題なのかなと再認識できる試合になりました。
おわりに
そんな中、女子部は悲願の10連覇
今年は、楠本先生が代表監督などで不在にしていることも多く、4年生を中心としてチームを作っていかなければいけない中で、色々と苦労したりすることもあったと聞いていますが、そんな中でもしっかりと10連覇を達成したのは本当にすごいなという言葉しか出てきません。
個人的にはタイムアウト時などでも、先生を交えず、選手だけで話合っていたのが印象的でした。
とはいえ、男子もベスト4
自分自身は始めて全国大会でメダル獲得という結果でした。
中学、近畿大会出場できて大満足、高校部活でハンドボールをしていない
そんな状況選手であった僕が、1ファンとしてみていた函館インカレをスタッフとして参加し、ベスト4という結果に携わらせていただいたことに感謝ですし、大阪体育大学の男子ハンドボール部の一員としてハンドボールができて本当に楽しかったなと思います。
今年度のチームは、11/20(月)に大阪体育大学にてフレンドリーマッチ、また、日本選手権の出場も決めています。
どういった形態での参加になるかはわかりませんが、自分自身は日本選手権までの公式戦には帯同させていただこうと思っています。
自分自身の進路などもそろそろ決めていかなければいけない+修論も書かなければいけない時期ですが、あと少し、もう少しだけこのチームとハンドボールを楽しめるように自分自身も頑張ろうと思います。
大会期間中、多くの方がメッセージを下さったり、会場でもお話させていただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?