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【野球】佐々木朗希の契約更改問題の件で感じた2つの事

こんにちは。朗希のグッズ色々持ってるyumaです。今回は球界の話題を呼んだ佐々木朗希越年契約更改に対する個人的な感想を書きます。

異例の越年更改

プロ野球選手は個人事業主である為、毎年オフに契約更改を球団の編成担当と行い、翌年の契約内容を決める。

時期は大体シーズンが終わり秋季練習が始まる10月からで大体の場合12月の仕事納めまでには全員が完了するのが慣例。

しかし今年の佐々木朗希の契約更改は年内ではなく年明け後の1/26と異例の遅さ。

契約合意が発表されるまで本人と球団の間でコメントは一切なく不安を覚えるファンも多かった。

個人的にも周囲から「朗希どうしたの?」といった質問も幾つか飛んできたりした。(疑問を投げてくれるのはとてもありがたい。)

ただこの一連の件に関しては言いたいことがいくつかある。今回はこの場で書かせて頂く。

マスコミの憶測とファンの反応

12月の仕事納めを迎えようとした時期。未だ契約更改が行われていない佐々木朗希に関する記事が掲載され始めた。

その後は「佐々木朗希がMLBへの移籍を直訴して揉めている」というような論調の記事が多数出るようになった。

↑の記事はあくまで一例である

一部では「師弟関係である佐々木朗希と吉井監督の関係が悪化している」という噂も流れた。

このような記事に対して「朗希は天狗になっている」「応援する気が失せた」等朗希に失望する声も多かった。

ヤフコメでそのようなコメントがあっても「まあヤフコメだし」となるが、Xを覗くとロッテファンも苦言を呈している人が居たのは少し残念だった。

しかし私が読んだ限り某OBやとある球団関係者の証言が書かれた記事もあったが、到底信用できるものなど私が見た限りは一つもなかった。

あくまで記者の憶測でしかなく信憑性のカケラもなかった。球団関係者の話に関してはロッテ工場の職員に取材したのか?という酷いレベルだった。

こんな記事を書くマスコミにも失望したが、間に受けて批判する人が多数いることにも失望した。

久しぶりに買ったチョコパイが明らかに小さくなっていた時より失望したに違いない。

本人も球団も何もコメントを出していないのにも関わらずここまで話が膨らむのは異常に感じたし、それを間に受けて論争が生まれるのは違和感でしかなかった。

私はSNSでもリアルでも球団か朗希がコメントを出すまで自身の意見は一切言わないスタイルを貫いた。なぜなら何もわからないから

球団と本人のコメント

様々なら憶測を呼ぶ中1/27にようやく球団、本人からコメントが初めて出された。

「一部報道で球団に対して(佐々木が)わがままを
言っているとかごねているとか出ていたが、全くそういうことはないので。そこだけはご理解いただきたい」

ロッテ松本尚樹球団本部長の発言

議論の争点となった「結局なぜ契約更改が遅くなったのか?」というと「代理人を通じての交渉で時間が掛かったこと」「チームに関する事の話し合い」 で結果的に時間を要したというそれだけのことであった。

マスコミがこぞって取り上げた球団との確執なんてそもそも存在しなかったのだ。

今回の件で感じた2つの事

1.マスコミを鵜呑みにしない事

この一件で改めて感じた事だ。

現代のネット社会ではさまざまな情報が飛び交う。

記者が書いた記事でもデタラメな者は沢山あるし、素人が書いた記事が核心をつくこともよくある事だ。

正直今のマスコミは同点で登板する益田くらい信用できない。

2.憶測で語らない事

憶測は所詮憶測だ。そこに信じられる物はない。

女将さんに「信じられる愛はあるんか?」と問われても「ない!」って答えるしかない。

時間の無駄でしかないし、そんな暇があるならパイの実の層が本当に64層あるのかを地道に数えてた方が有意義だ。

最後に

佐々木朗希の将来的なMLB挑戦に関して個人的な意見を言わせてもらうと、彼にはぜひMLBに行って活躍してもらいたいと思っている。

ただまだ年間を通してローテーションを守っていない事、マリーンズに貢献しきれていない事も考えるとまだ時期尚早なのではないかと思う。

少なくともNPBで圧倒的な実績を数年継続して出さないとMLBでは到底通用しないだろう。

またビジネス的な話になると移籍が25歳以前が以降かでマリーンズに支払われる譲渡金が大きく異なる。

25歳以前だと数千万にとどまるが、25歳以上であれば数十億にまで跳ね上がる。
なぜそうなるのか詳しく知りたい方はしたの記事を↓

決して金満とは呼べない球団にとってこの金額は今後の球団経営を大きく左右する重大な件だ。

ドライな言い方かも知らないが、私は佐々木朗希の個人のファンではなく千葉ロッテマリーンズというチームのファンである。

彼の夢も勿論応援したいが、優先事項はチームだ。彼にはチームの優勝の為に腕を振って欲しいし、優勝と多額の譲渡金を置き土産にして挑戦して欲しい。

25歳になるまでは挑戦は我慢して欲しいというところが本音だ。

今回の件で私は佐々木朗希に対する気持ちに変化は全くない。

これまで通り活躍を大いに期待するし、現地観戦時に登板したらライトスタンドから最大の朗希コールを届ける事を約束する。

どんな逆風に晒されても俺たちが付いてるさ。

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