生徒実験で大わらわ〜どうする?!オンライン参加への対応は〜

本日は1年生の化学基礎の授業で中和滴定の実験を実施。
2クラス行ったうち、1つのクラスでは欠席した生徒が1名現る。
ただ、その欠席した生徒というのが、他の授業でオンラインで参加していたとのこと。

「マジか!!」

生徒から聞いてすでに動揺が走った!
とりあえず授業では一通り実験手順の説明は生徒にして実験を開始したものの、パニクりまくり。
オンライン参加の生徒への対応で頭がいっぱい。
実験では手順がややこしく、なおかつ危険な薬品を扱うので、生徒から目を離すわけにはいかない。
しかし、他の授業にはオンラインで参加している以上、この授業だけ放置するわけにもいかない。
ということで、生徒が実験している傍らで、この生徒が何とか参加できるように駆けずり回った始末。

結局、実験室のwifiに接続できるコンピュータを入手し、teamsを通して欠席生徒が実験の様子を何とかみられるようにはできた。
ただ、途中でwifiが切れてしまったのは痛い!
それでは出席している生徒の実験の様子はどうだったか。
案の定、操作手順がおかしいまま実験を進めていたり、思ったような結果が出なかったりしたところが数班。
おまけに薬品が足りない。
そんなこんなで一部グダグダになりながら時間が経ってしまったという始末。
それでも実験手順をよく守り、きちんと結果が出た班があったからよかったけどね。
授業後は器具を洗いつつも、疲労困憊。

今回のことを振り返ると、生徒実験におけるオンライン参加について課題が浮き彫りになったのでつらつらと。

・実験をするにしても、事前にオンラインで参加する生徒を把握しておくべきだった。
・機器の接続のしかたなどを、ご多忙にも関わらずのべつ幕なしにいろいろな先生に聞いてしまった。
・オンライン参加に備え、それ用の機材の準備もできたのではないか?
・オンライン参加に気を取られすぎず、出席している生徒にきちんと目を向けるべきだった。
・機器の接続のお手伝いをお願いしやすい先生がいたのに、そこまで頭が回らなかった。
・オンライン参加している生徒に実験の光景は紹介できたものの、私自身はそれからどうしたかったのか?

どんな形にせよ、授業に参加する以上は全員に対して目を配らねばならないという思いで、必死こいて駆けずり回った1時間でございました。

さてさて、明後日までの宿題にしたレポートはどんな出来になることやら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?