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【授業小話】23の段

2年理系クラスの地学基礎
今回のテーマは地球と生命の誕生
授業が7限目にあるにもかかわらず、なぜかにぎやかになったりする。
この日も多分にもれず生徒との他愛のない応酬が続くばかり。

その1

理系クラスでは生物を履修していない生徒が多いこともあって、生物の特徴と細胞の構造について紹介。
その中で、生物の特徴といえば?という問いを立てたところ、坊主たちいわく
「DNA!」
「RNA!」
「ATP!」
「PTA!」
「TPP!」
「TBS!」
「NHK!」

何でもアルファベット3文字並べて言えばいいってもんじゃないわ!!
いちいちツッコまなきゃならん私の立場を考えろ(笑)
実にノリのいい坊主たちでございます。

その2

地球の誕生は今から約46億年前。
それを当ててもらうクイズをしたときの生徒とのやりとり
生徒A:46億年前!
私:そう!正解。
生徒B:46?先生の年齢?
私:オレ?来月で43だよ。
生徒C:えっ、先生43億年前に生まれたの?にしちゃ若い。
一同爆笑。
私は絶句。
ちなみに生命の誕生は今から40億年くらい前とされている。
私が43億年前に生まれてたらおかしいだろ(笑)

その3

1日の終りの授業とはいえ、にぎやかな授業で終わった。
途中から一部の生徒が呆れ返っていた感じ。
反省。
これを踏まえて、授業終了後のクラス委員長とのやりとりをつらつらと。
委員長:この授業が7限目にあるのがおかしいんですよ。1限目にあったらみんな結構寝てるのに。
私:何じゃそりゃ?それは担当者であるオレの責任ってことか?まあ事実だけど。
委員長:いや、時間割のせいですよ。いつもうるさくしてすいません。
だったら改善せえよ(笑)
にしても、真剣に取り組むときと、弾けるときでメリハリつけんといかんということを、生徒と私とで今一度共通認識が必要だな。

理科教育力向上ラボ
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