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部屋の収納について自分と相談した

ほしいものがある。が、導入できない。なかなか踏み切れない。何がいけないのか。そこで、まずは自分たちで相談することとし、さらに相談の様子を記録することにした。あとで読み返すためにも。

そんなに大仰なものではない。自分の中の天使と悪魔に囁かれるようなものだ。違いと言えば、会話が成り立つことくらいで。(成り立つ人も世の中にはけっこういるだろうが)

今回の議題は「収納」だ。ではいってみよう。本体の言葉には◆をつけてある。多少は自分で読み返す時もわかりやすいだろう。たぶん。

「◆収納を設置したいんだけど」「アバウトすぎんか」「サイズは?」「床見えるようにしたいもんね!」

「◆猫が楽に飛び乗れるくらいのやつにしたい」「はしごの代わりか。いいんじゃない」「部屋のあちこちの寸法を測った方がいい」

「◆あっそうか」「ねえねえ、いろいろあるけど何しまうの?」「◆服とか」「もうある」「あるが」「あるよ」

「◆(  ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )違う収納がいいの!!」「「あー」」「いらないもの捨てないと収納の規模も定まらんだろ」

「◆誰か手伝って……私では気力が足りん……」「気が向いたら手伝うわ。体は一つだけど」「体がなー」「そうなんだよねー」

「何が捨てられないか考えた方がいい。少しずつ詰めよう」「◆(  ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )」「まず絶対捨てないものをどかした方がいいよ」「◆ベッド……」「どかせるものにしろ」「◆ベッド変えたい……」「ええ……?」「それはあとで」

「◆捨てないもの?フカリエル・モフスキン……」「わかるぞ。IKEAのサメは大事だ」「◆テーブルとゲーム類と今使ってるモニター」「うんうん、いいぞ」「任せていい?」「うん、おかしい時だけ言ってくれ」

「◆ソファも捨てない」「ラグは?」「◆捨てたい。洗うのがあまりにもめんどくさい」「だよなあ」「ウー」「おお、珍しい。ねこだ。よしよし」「◆ほんとだ!手伝って!」「フーッ」「◆はい」

「◆段ボール全部捨てたい」「捨てられる日を確認した方がいいな。ずっと置いておくのは精神に良くない」「◆うん」「あれがなくなったらキャットタワーとか置けない!?」「ああー」「◆すーちゃんとか喜びそう」「ナーン」「お前は体が人間だから無理だよ」

「◆ていうかそもそもなんで収納とか部屋をちゃんとできないってさあ」「お?」「分かってる。『金がない』」「◆そう」「お金より先に片付けした方がいいよ。先にやれることやろ!」「◆うん……」

こうして、やりたいことやほしいものがぼんやりした塊から幾らか洗練され、タスクなどになる。更なる相談の結果、まずは

①段ボールをまとめ、できればゴミ捨てに出す
 ・そのために段ボールのゴミ出し方法を確認する
②いらない服を纏め、そこで生じる余裕を確認する
 ・できれば、ゴミ袋にまとめる

となった。他のことは置いておくことになった。

本当なら脳内の流れを会話にする必要もないのだろうし、ましてやそれが申し訳程度とはいえ「個」である必要もないだろう。でも今のところ、こういう状態だ。うーむ。

なんとかなるまではこのままだろう。

声高に主張すべきでもないから、本当ならこうして記事にすることもよくないのだろう。葛藤のようなたたかいはつづく。

今回の決定はとにかく実行する。がんばろう。

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