テキストカラテ登場人物紹介(1)【グラスキャットについて】

「ウナーッ!」

【グラスキャット】
 猫耳とサイバーサングラス付のヘッドホン型ウェアラブル端末を装着し、猫尻尾型サイバネを接続した女ニンジャ。"一つの春"という事務所を経営している。ネコダマシ・ジツなる身体発光やその他のジツを操り、更に速度で敵を撹乱する戦法を得意とする。マタタビが好き。

 特徴が多すぎて文がごちゃごちゃしているが、以上がグラスキャットのおおまかな紹介である。初期に比べて設定が豊富になり、キャラクターが固定されたのは動かす上でとても……なんか……うれしい。語彙力がない。

 ちなみに初期の紹介はこちら。ニンジャすごろく「秘密のニンジャ砦」で使用した際のものなので、パラメータも記載されている。ちなみに後半は未完成である。進めたい。

ニンジャ名:グラスキャット/HP:40/カラテ:3/運:3
先日の突発テキストカラテリレーで誕生した、ネコじみたニンジャ。サイバネ尻尾、着脱可能な猫耳型のウェアラブル端末を所持している。おそらくヒカリ・ニンジャクランだがレッサーニンジャであろう。カラテは未熟だが逃げ足は速い。

 一言で言うと、「弱い」。
 この頃はまだ、「ネコみたいなニンジャ……でもバイオには何となくしたくない……せや!猫耳を端末にして尻尾をサイバネにしたら完璧やな!」みたいな感じだったのだ。ソウルの設定もなかった。ゆえに、「おそらくヒカリ・ニンジャクラン」「レッサーニンジャであろう」という推測にとどめられている。

 さて、この能力特盛りな主人公ニンジャの設定について語ろうと思う。が、まだテキストカラテでは情報があまり出ていないので、出ている部分を重点的に紹介する。そもそもほとんど完成させられていないので本当に少しだけになってしまうが……。

・容姿・
 まず記載すべきはその瞳だろう。ソウルの影響で猫めいた瞳孔を有しており、常にほんのわずかな金色の光を帯びている。ジツの使用時や感情の昂りで光の強弱が変化する。色自体はごく普通の焦茶。

 ニンジャとしては華奢な体格、憑依時(当時は未成年だった)のままの身体。そのため、敵に侮られることもしばしばある。ありふれた黒髪は、瞳と同様に感情の昂りで金色の光を帯びる。伏せられたネコの耳のように一部が持ち上がる例もある。胸?胸はそこそこ標準です。

 装束は行きつけの店、「ヒノモト・ワークショップ」のオーダーメイド。一般的なニンジャ装束とは違い、NRSを起こさせないように「機能的な戦闘服風」のデザインになっている。ちょっとした破れなどは自分で修繕するが、ひどい場合は新しく作ってもらうようだ。ちなみにメンポは生成する。どんな風になるかはまだ秘密である。

・性格や話し方など・
 「〜だね」「〜だよ」「〜じゃないか」など、ややサバサバした口調。一応敬語は話せる。端末付属の猫耳+サイバネ尻尾のせいで仲のいいニンジャには「ネコチャン」と呼ばれることがよくあり、その度にしっかりと訂正する。ネコネコカワイイは好きだが、それとこれとは話が別らしい。

 また、なかなかのお人好しである。金の無心の際にはしっかりと返すよう釘は刺すものの、返ってこなくてもそこまで気にはしていない。機嫌が良いとすぐに奢ったりする。また、子供にネコネコカワイイ(そこまで似ていない)だと勘違いされ、完コピしているダンスを踊って見せたり、相手をしたりする一面もある。

 基本的に善良なネオサイタマ市民として生活している。"一つの春"をかつて共に経営していた師匠の影響もあって自発的に残虐な行いはせず、ニンジャ同士の戦闘もあまり好まない。が、受けた依頼はきちんとこなす。

 チキンが好きで、行動範囲内の店を巡って食べ歩きをしたこともある。その他にはジャンクフードも好きなようだ。

 マタタビが好きなのはソウル由来であり、実際に摂取し過ぎると酔う。普段はマタタビを錠剤にしたマタタビ・タブレットを常備しており、軽く砕いて猫にやることもある。

・装備品について・

・ヘッドホン型ウェアラブル端末
 装束同様、ヒノモト・ワークショップ製。基本形はワイヤレスのヘッドホン。完全防水。格納可能な猫耳パーツ・サイバーサングラス(メガネ型とサイバーサングラス型の2種類がある)・目元を覆い隠すバイザーの3種類の機能があり、ふだんは猫耳とメガネを展開状態にしている。一応連動している端末もある。展開時に必要な音声入力は以下の通り。

・「グラスモード」メガネのみ展開
・「サイバーモード」グラスモードの拡張機能。サイバーサングラス
・「ネコミミモード」猫耳のみ展開
・「カワイイモード」普段はこのモード。猫耳とメガネを展開する
・「バイザーモード」顔上半分を覆うバイザーを展開
・「クロネコモード」猫耳とバイザーを展開

 猫耳パーツには小型のパラボラめいたパーツやスピーカーのような物が搭載されている。これらは言わばレーダーである。
 ソナーめいた使用法の他、周囲の音を解析する機能もあり、その情報を元にフィルターをかけて音をシャットアウトしたり、バイザー展開時には反響音から算出された地形の様子をリアルタイムで視界に反映することが出来る。

 ヘッドホン部分にはマイクが搭載されており、音声入力により生体反応やニンジャソウル反応をグラスないしバイザーに表示したり、IRCのチャット入力+送信、その他様々な機能を利用できる。もちろんヘッドホン本来の音楽を聴く機能もある。データは別端末に保管される。

・猫尻尾型サイバネ
 こちらもヒノモト・ワークショップ製。接続部分もワークショップで施術されたものである。伸縮自在、フレキシブルで、物を取って運ぶなど、実際色々な運用が出来る。
 普段は本物の猫尻尾同様、感情などに応じて動く。故に驚くと跳ね上がったり(あくまでサイバネなのでブラシめいたりはしない)する。

 とても頑丈であり、ニンジャのスリケンも弾き落とすなど防御面でも優秀。伸ばして自分の周囲を囲って盾にしたり、バネのように跳躍に使うことも可能だ。その他にも機能はあり、今後登場予定である。

 かなり長くなってしまったが、グラスキャットの設定は現在のところ以上だ。事務所"一つの春"についてはまた別の機会とする。

 よそ……主にしかなさん(@RiverInWestern)のテキストカラテにもよく出張しており(url先は初コラボレイシヨン)、素晴らしいのでぜひ読んでほしい。また、時々あちこちからウキヨエなども頂いており、グラスキャットがある程度知られているのは愛してくださる皆さんのおかげだと思う。ほんとうにお世話になっております。

 最後に最古のグラスキャットと最近のグラスキャットを掲載しておく。
これ(ニンジャ砦前半戦)が最古で、これ(年越し)が最新だ。だいぶ印象も違うと思う。後者に至っては色々なニンジャが登場するが、よろしければぜひ。グラスキャットパワで平和に見えてしまうネオサイタマをあなたにお届けします。

 そのうち他のニンジャも紹介します。お楽しみに。

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