見出し画像

ドイツ3大ゴシックフェスティバルについて。

私の経験とイメージではありますが、3大ゴスフェスの基本情報をざっくりまとめてみました。
それぞれ遠征歴はAmphi(2017, 2018, 2023)とM'era Luna(2016, 2018, 2019)、Wave Gotik Treffen(2022)。
規模や目的、その年に出演する観たいバンドで選ぶのが一番ですが、海外フェスビギナーに一番おすすめなのはAmphi Festival。
後述いたしますが、立地とコンパクトな会場がとても便利。

☆Wave Gotik Treffen (Leipzig)

最寄り空港:ベルリン 、ドレスデン
各都市からの所要時間...
ベルリン、ドレスデンから陸路で1時間程度。

バッハの街、ライプツィヒの街を丸ごと使用した言わずと知れた世界最大級のゴシックフェス。
ヴィクトリアンピクニックやフェティッシュパーティなど、とにかくゴシックに囲まれたい!という人向け。(パーティは友達におんぶに抱っこ、バンドはメイン会場のagraで各日数バンド観ただけなので実は全く詳しく無い体たらく。。)
出演バンド数もとにかく多く、友人の言っていた『音楽フェスというよりサミット』が本当にしっくりくる規模。
市内の展示場ホール、ライブハウス、クラブや公園など使える会場は全て使う!という勢いで、バンドをメインにすると正直移動がちょっと大変です。
因みに公式のアプリが配信されており、タイムテーブルをはじめ会場までのアクセスが検索できる仕様になっています。(これに入場規制通知機能がついたら完璧なんですが。)

勿論、開催時期はホテル代も高騰するため早くの予約とマメなチェックが必須。
チケットはそうそう売り切れないので検討している人はまずホテルの確保からがオススメ。
ホテルのエリアは初心者にはやはり中央駅周辺がおすすめ。(高騰しやすいけど。。)

因みに上記の通り、移動に時間がかかるのが合わないためもう余程の事でもないと行かない予定です。。


☆Call the ships to port + Amphi Festival (Köln)

最寄り空港:ケルン・ボン、デュッセルドルフ、フランクフルト
各空港からケルン中央駅までの所要時間....
ケルン・ボン空港...20分
デュッセルドルフ空港...30分
フランクフルト空港...ICE(ドイツの新幹線)で1時間ぐらい。
REだともうちょいかかるがICEより比較的安価、ライン川沿いに走るので楽しいかも。

日本から直行便が出ているフランクフルト、デュッセルドルフから近く、またメイン会場もケルンの中心地からライン川を挟んですぐそこ、という立地で大変アクセスの良いフェス。
ステージは野外と屋内、船の3つで会場の環境もよく、いい意味でコンパクトなのでビギナーから老若男女まで問わずな行きやすさが魅力です。
お手洗いも仮設ではなく建物内のものが使えるのも日本人にはポイント高し。

Call the ships to portはAmphi開催前夜にクルーズ船で行われる3マンイベント。
ライブとライン川クルーズ(日が落ちると何も見えない)も同時に楽しめて結構楽しい。(※しかしラインナップにもよるけど規模が小さいので売り切れ早し)
クルーズが終わったら帰ってもいいし、Amphi会場で行われる前夜祭に参加しても。

世界遺産ケルン大聖堂のお膝元ということもありホテルも多く、中央駅のすぐ裏側(大聖堂側が正面として)、南側のインネンシュタットエリア、会場そばがそれぞれおすすめ。

それぞれエリアのおすすめポイント
・駅裏... 移動が楽。駅ナカに割高だがスーパー、飲食、雑貨店、ドラッグストアもある。駅ナカのお店は日曜も営業。
・インネンシュタット... 大聖堂周り。お買い物エリア、ホーエ通り周辺に位置する。中央駅からは若干離れるが数分程度。買い物に便利なので色々現地調達派やお土産ショッピングしたい人に便利。
・会場側... 行き帰りがとにかく楽。ホテルのクラスも高め。疲れたらすぐに休憩しに帰れる。

因みに私はインネンシュタット派です。
中央駅から会場間はタクシーで10ユーロ程度。
行きも帰りもタクシーは沢山いるので夜遅くなっても大丈夫。
観光地(といっても大聖堂と橋ぐらい)+お買い物エリアがまとまっているので短期間でフェスも観光も楽しみたい人に。


☆M'era Luna (Hildesheim)

最寄り空港:ハノーファー 、ハンブルク、ベルリン
各近隣都市からの所要時間....
ハノーファー...30分
ハンブルク...2時間
ベルリン...2時間
デュッセルドルフ...2時間半

田舎の廃空港という野っぱら開催という環境面においては一番過酷かもしれないけど、私はゴスフェスの中ではこれが一番好き。
足元もボコボコでよくないし土埃もやばい。雨が降ったら田んぼ。だけど好き。
一番近い大きめ都市はハノーファー、ここから電車で30分弱。
ハンブルク、ベルリン、デュッセルから陸路で2~3時間でアクセスが可能。

キャンプ派が大多数を占めるし、M'era Luna = キャンプしないといけないって思ってるドイツ人も多いのですが、キャンプ無理!派は難しいけどヒルデスハイム市街地のホテルを狙いたいところ。
M'era Lunaは毎年8月第2週末と開催日が決まっているのできっかり1年前になったら行く行かないに関わらず早期のチェックとキャンセル無料での仮確保が必須。(来年の日程発表前が一番安い。)
もし早期に好条件の空室が見つからず、売り切れていてもとりあえずで予約している人も多いため空室やタイムセールがあったりもするのでこちらもマメにチェックしていれば確保できる可能性は高いです。
駅前に大きなホテルが新しく2軒できたため今までよりも比較的ホテルの確保は容易になったと思います。
また、ヒルデスハイム市街地のホテルが好条件で確保できなかった場合、ハノーファーでの宿泊もできるけど、いかんせん帰るのに時間がかかる問題。

ヒルデスハイム駅前から会場までは往復シャトルバスあり。(市バスでも行けるのですが、変なところで降ろされ歩かされるのでオススメしないです。)
タクシーは駅前から10ユーロぐらい。


ざっくりとまとめましたが、近くそれぞれの来訪時の記事を書く予定です。
※因みに過酷、という単語も出てきましたが、全てゴス服ゴスブーツ参加での記録なので、軽装で行く方はもっと気楽に構えて大丈夫だと思います。
どのフェスもバンドTシャツにジーンズみたいな人がいっぱいいるのでゴス装備じゃなくても全然大丈夫です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?