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アルク

「よし、ここで少し休もう」

京都をだいぶ歩き回ったのだが、見たいところがまだまだ多くて、次のステップを考える時間が必要。今回歩くチャレンジをやろうと思って、なるべく電車やバスに乗らないようにしている。朝から雨が降っていて、傘を持ちながら写真を撮るのが不便だけど、チャレンジはやめない。そう決めたんだもん。

この旅行を思い出すと、心が温かい気持ちになる。8年前の私は生まれてから初めて外国で一人暮らしが出来て、自分の世界観を変えられた。この世は意外とオープンなことに気づいて、頑張っていたら自分が思っているよりずっと多くのチャレンジが乗り越えられるし、何か出来なかったら、手伝ってくれる人、応援してくれる人、何があっても絶対そばにいてくれる人がいることがわかった。

今人生の道を歩いている私は昔のペースを失ってしまった気がすると時あるけど、こんな時は今まで歩いてきた道を思い出そうとしている。昔も辛い時があって、足が重くて自分が遅くなった時もあったし、何かに成功して丸で翼で飛んでいるように速く歩いた時もあった。今は辛くても、また心がドキドキする日々がやって来ることを信じている。悲しい時は泣いて、嬉しい時は笑って、疲れたら休む。

「ここから伏見稲荷神社まで一時間っか」

立ったら、足が少し痛いことに気づいたけど、あまり気にしない。日本に来る前に伏見稲荷神社に行きたい夢があって、今日はまた小さな夢が叶える日だから、足痛なんかに気にしない!やっぱ、日本語を勉強し始めてよかったわ!

「さてと、歩こう!」

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