#ゆりあメキシコの思い出(5)
メキシコで、11日間のバスツアーに友人と参加したときの話 DAY2
長い長いバス旅をいったん終えて、
Natutum(ナトゥトゥム)川沿いにやって来ました。
川沿いのロッジを見学した記憶が残っています。
その後、自由時間だったので、どの町にも必ずある広場へ。
偶然遭遇した、手芸小物の露店を覗きました。
そして、夜ご飯はレストランへ。
雰囲気と夕景がきれいでした。
友人がたくましく、すぐにWi-Fiを手に入れてくれました。
※ネット環境について
当時はeSIMなどがあまり普及していなかったので、
旅先のホテルやレストランでWi-Fiを聞くことがほとんどでした。
治安の関係上、街を歩いている時に
スマートフォンを鞄から取り出すことすら不安だったので、
取り出しても使えない状態だったのはむしろ安心だったかもしれません。
ゆっくり寝た翌日、
いよいよ遺跡巡りのバス旅が始まりました。
朝ごはんに大好きなPozole(ポソレ)を食べて準備万端です。
ひとつ目はEdzna(エツナ、エズナ)遺跡です。
当時の私は、この場所に明るくありませんでした。
遺跡は森の中に点在していて、
しかもかなり広く、
長い長い散歩のように感じていました。
指でピラミッドを掴んだ写真が撮れるよ!
ツアコンの方が教えてくれました。
見学を終え、港町Campeche(カンペチェ)へ。
途中のレストランでタコなどの海鮮料理を食べました。
実は、朝のPozoleとこのタコが、最悪の食べ合わせだったのです。
夜景のきれいな街の中心地に到着してすぐ、
吐き気に襲われ、嘔吐し続けることになりました。
最終的に病院で点滴を打つ羽目に。
その日、私は南米の地図の描かれたシャツを着ていました。
病院の先生が、この地図シャツに夢中になってしまったのです。
「自由の女神がある!」
「メキシコシティもあるよ!」
「ここがボリビアだね~!」
目をキラキラさせて教えてくれるので、
「はい…そうです…。」
呟きながら天井を見つめ、
しばらくの間寝台の上で吐き気をこらえていました。
そんなこんなで、
点滴を打ち1時間ほど。
ようやく脱水状態から回復しました。
この時の太い点滴針の跡がまだ残っています。
「「「どうしたの!何を食べたの?」」」
翌朝、みんなに心配されて2つの料理名を伝えると
みんな真っ青になりました。
「「「その組み合わせはBomba(爆弾)だよ!!」」」
みな皆口々にそういって、
何人かがコーラとスポーツドリンクをくれました。
体調不良をコーラで解決しようとするのは本当だったんだ!
そんなことも実感しました。
このBomba事件がきっかけで、
ツアー旅行客のメキシコ人と距離が縮まりました。
そして具合が悪いまま、向かうはUxmal(ウシュマル遺跡)です。
それでは今日はここまでです。
また次回お会いしましょう。
Campecheの夜景は
2023.12.17投稿の #ゆりあメキシコの思い出 でも記載しています。
合わせてごらんください。
ゆりあ
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