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【News! AIRS-Lab #120】 OpenAIが著作権侵害裁判で勝利、明日2/19のライブ講義、AIアートなど

皆様こんにちは、我妻です。
今回は、明日2/19(月)のライブ講義、今週のAIニュース、制作したAIアート、Udemyコースの一部無料公開などについてお知らせします。

なお、この配信のバックナンバーは、noteの方で公開しています。

Udemyコース一覧はこちら。


LangChainを学ぼう! Section4

明日2/19(月)の21時から、ライブ講義「LangChainを学ぼう!」 Section4が始まります。
LangChainを学ぼう! Section4 【Live!人工知能 149】
YouTube Liveで配信します。

connpassの方でも参加者を募集しています。

「LangChainを学ぼう!」は、LLM(大規模言語モデル)の利用を強力にサポートするライブラリ「LangChain」の使い方を学ぶ講座です。
LLMを使った独自のアプリを開発したい方におすすめです。
LangChainは様々な機能を有しており、LLMアプリの可能性を広げ、開発を効率的します。
プロンプトの管理と最適化や、外部データを用いて回答の生成などを容易に実現します。
また、OpenAI社のモデルだけではなくGoogle社のPalmやMeta社のLlamaなど、様々なLLMを使い分けることができます。
本講座では、最初にLanChainの概要を学んだ上で、基礎、様々な機能、応用を順を追って学んでいきます。
LangChainを使いこなし、独自のLLMアプリを効率的に開発できるようになりましょう。


【今週のAIニュース】

直近のAI関連の話題に、我妻がコメントします。
Twitter(@yuky_az)、およびコミュニティ内での発言をまとめたコンテンツになります。


OpenAIが、作家3人による著作権侵害訴訟の前半戦で大きな勝利を収めました。

作家たちは「自分たちの書籍が同意なくAIのトレーニングに使用された」と訴えていましたが、カリフォルニア地方裁判所はOpenAI側の主張のほとんどを認め、訴えの大半を却下しました。
2023年7月に訴えを起こした作家たちの中には、コメディアンで作家のサラ・シルバーマン氏も含まれており、彼らの訴えは6つの訴因で構成されていました。
しかし、カリフォルニア地方裁判所のアラセリ・マルティネス・オルギン判事は、OpenAIが即時抗告で求めた5つの訴因のうち4つを却下しました。
唯一認められたのは「カルフォルニア州不公正競争法違反」で、原告側はOpenAIが許可なく著作物を使用したことを不公正な商行為と主張しています。
この判決により、OpenAIが書籍をトレーニング目的で使用し、ChatGPTがそれを要約したとしても、必ずしも著作権侵害には該当しないと裁判所は判断しました。
また、原告の訴えたその他の訴因についても、具体性の欠如などを理由に却下されました。
OpenAIは、訴訟の後半戦においても有利に進められるとの自信を示しており、原告側は訴状を修正して再提訴することが可能です。


【今週のAIアート】

以下は、今週制作したAIアートです。
プロンプトの生成にはChatGPTを、画像生成にはMidjourneyを利用しています。

審美眼とプロンプトのセンス、さらに磨いてきたいです。


【Udemy動画の一部無料公開】

Udemyコースの動画の一部は、YouTube上で無料公開されています。


【書籍】

AI関連の書籍を、これまでに何冊か出版してきました。

Amazonの著書一覧はこちら。

今週のコンテンツは以上になります。
ご意見、ご感想、ご要望などがありましたら、ぜひ気軽にコメントをください。
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