スーパーは、農家さん泣かせ
こんにちは。幻のキノコ「ハナビラタケ」を販売している、ゆくりんです。
今回は、タイトルにあるようにスーパーマーケットの話をしたいと思います。
よろしかったら、お付き合いください。
「ハナビラタケ、どこで売ってるの?」
何度と言われたフレーズです。
私の住む関西圏では少しずつお目見えしてますが、ご近所のスーパーには「ハナビラタケ」は無いと思います。
それは、スーパーの棚に陳列しても、売れないからです。
スーパーの棚に並ぶには、たくさんの業者を介します。
1.たくさんの業者を介す
農家さんと消費者の間に、JA、市場、スーパーが入っていますね。
農作物を作った現場から、スーパーに直接行くわけではありません。
農家さんの近くにあるJAで、一旦取りまとめられます。
A級品、B級品の選別がされたり、モノによっては袋詰めされたりして、JAから近隣の市場へ出荷されます。
市場には、荷物を受け取る会社、荷受(にうけ)会社がいて、その先に、値段を決める仲卸(なかおろし)会社があります。
ここで売り先を見つけてくれ、値段が決まります。
余談ですが、この値段の付け方が結構あいまい(のようです)。いろんな忖度がはかられるとか。
この工程を経て、売り先である小売店やスーパーに並びます。
思ったより、たくさんの人と企業が絡んでいるでしょう。
企業間で、値段のたたき合いになります。
できるだけ安く仕入れて、利益は多く取りたい。
で、スーパーで売れないと意味が無いわけで。
スーパーで売られている、玉ねぎ1個100円は、農家さんに支払われる代金としては、大体10〜20円です。
めちゃくちゃ安いお給料で、農産物が作られていることになります。
間に人が入りすぎてます。
2.スーパーの陳列条件
スーパーで陳列してもらうには、最低2つの条件があります。
①棚に穴を空けるわけにはいかない(納品日厳守)
②数はきっちり多くほしい(納品量厳守)
という要望を必ず飲まないと、スーパーには絶対に並ばないんです。
これ、誰得なんでしょう?
いつの間にか、そういうシステム、文化になっちゃったんですね。
3.結局の所、ひずみは農家さんに
となると、です。
納品日にきっちり、大量の農作物を、スーパーに納品しないといけない、仲卸業者がいて、荷受会社がいて、JAがいて、結局のところ、農家さんたちが大変なのは、おわかりですよね。
農作物も、気候条件が絡んで予想通りに育てるって難しい。特に近年、温暖化で気温上昇が激しく、栽培環境が厳しくなっています。
先日スーパーで、ひょろっとしたしめじを見かけました。
もっと育つべきだっただろうに。栄養も行き渡ってない感じ。
切なかったです。
多くの人が絡み、農作物も産地直送にはならない仕組み。
スーパーは便利だし、安く販売されているけれど、それには理由があります。(闇かもしれない)
で、「ハナビラタケ」です。
JA、仲卸業者、スーパーのバイヤーさんが売れないと判断されて、仕入れない、ということになります。
でもスーパーに並んだところで、初めて見るキノコは買わないですよね。(私は買わない派)
知らないと、買ってもらえない。
ですよね!(展開が急ですが)
ということで、ちょっと食べてみたいわ!どんな味なの?
ご興味ある方は、お試し品をお送りしますのでご連絡ください^^
農家さん直送で、ピチピチのハナビラタケをお送りします!
(ご連絡は、コメントでも、通販サイトのお問い合わせでも構いません)
あらま、長くなっちゃいました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
人生100年時代。
自分の体は、自分でメンテ。
体は、今までの習慣の集大成。
何を選ぶかは、自分次第。
これから何を選ぶかで、未来は変わる。
今日も機嫌よく、いきましょう。
ゆくりんでした。
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