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テディベアは嘘を吐かない?[400]

「ぬいぐるみ」を愛せるのは
すべてがボクらの思い通りだから

想定外も、裏切りも、真意も、
そこでは、すべてがプログラミング済み。


現実でも大して変わらないじゃないか、と口に出す人もいる。
相手に虚像を重ねて、それを見つめて、追いかけて、
独りよがりで、期待して、落胆して、やっぱり!なんて
知るはずもないのに。


その感覚はスペクトルで
YESとNOで分離できるものではないと思うけれど


ネットで出会う人に
ボクは「ぬいぐるみ」みたいなものを求めている
のかもしれない、意外と

姿も声色も感情も
さっきまで何を考えていたのか
明日は何をするのか
何も知らない「その人」

想像するほどに
温まる人間像

調べるほどに
制限されていく視界

だから
フィルターの向こう
ゾーンの先

見てはいけない、感じがする。
その『知らない』は、誰かを傷つけるかもしれない。

しかし、温室から片足を突き出すくらいが
ここで生きるにはちょうどいい。


もっといろんな環境を知りたい!!