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国立文楽劇場


先日国立文楽劇場にて文楽を観劇しました
国立文楽劇場 設計は黒川紀章
劇場に入る前に建物の周りをぐるっとまわって見物しました

印象的な黒タイル×白のデザイン
竹矢来をデザイン化
特等席!床の前
演者さんの肩衣がずらっと並んだ景色も美しかったです

演目
二人三番叟(ににんさんばそう)
能”翁”より

菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)
初演1745

始まるまで人形の表情、動き、人形遣いの術
人形のことばかり考えていたのですが
始まってみて大きな間違いにきづきました
文楽は太夫、三味線、人形の三業一体の芸術
3者とも演じていることに驚きました
 
そして鶴澤燕三さんの三味線の凄み!!!
豊竹藤太夫さんとのコンビネーション
なんという世界なんでしょう
三味線の倍音がすごいなあと思って聴いていたのですが調べてみると
三味線は倍音に加えて雑味という音もあるらしくそれが凄みを増幅させてるのかなと思いました
この時の鶴澤燕三さんの音が忘れられず
頭を整理するのにとても時間がかかりました
色々調べていると文楽の三味線は
床本(台本)を全部覚えていて
自然の情景、人形の感情も表現してるとのことです
燕三さんのインタビューなども
少し拝見させていただきましたが
お人柄も素晴らしすぎてとても憧れます

実は文楽は私のオリジナル曲の1曲に
あるエピソードがあります
また、作品発表と共にそんな話も綴りたいと思います

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