ファッション忘備録：YOHJI YAMAMOTO（ヨウジヤマモト）

長年、大好きなブランドのひとつがヨウジヤマモト。ザ・ヨウジヤマモト的な服は、普通の会社員（だったかな？）には、オンには抵抗があるし、オフ用に手に入れるほどの余裕は私にはなかったので、必然的に、控えめな、一見、「これもヨウジヤマモト？」ってデザインに寄ってます。でも、本当に欲しかったのは、ザ・なデザインで、今でも、余裕ができた暁にはそういうものを着たい！と願っています。

サマーウールのメンズビジネススーツのようなネズミ色のジャケットにロング丈のタイトスカート、スリット深め。普通、スカートのダーツは縦に入ります、ウエストとヒップの差を詰めるために。でもこのスカートは腰骨あたりに横にダーツが入っていて、それがボディへのフィット感と、縦のシルエットを美しく出してくれます。ジャケットはオーバーサイズで羽織りタイプ。シェイプタイプが好きなので、趣味ではないのですが、仕事着にするならセットで持つ方が絶対便利と思って買いました。30代後半から着ていますが、年齢を重ねるにつれてカッコよく着こなしたい、スーツです。

黒いギャバジンのショート丈ジャケットと長めフレアスカート。
ジャケットはラグラン袖、ウエストシェエイプで裾広がりなので、このスカートと合わせるとフレアの2段重ねにようになります。袖は細身で折り返しがサンドベージュ。ラグランは、なで肩っぽくなり優しすぎる印象が私には似合いませんが（笑）、やはり仕事着仕様にしたかったので、合わせ買い。
スカートは下半分に剥ぎ合わせが追加されているので、フレアたっぷり。こちらもエレガント過ぎて、似合わないなあ、と思いつつも、あまりに綺麗なシルエットに惹かれて買ってしまいました。共布ベルトもついていて、クラシックな雰囲気でスカートを主役にしても十分行けます。きちんと感満載な装いにしたい時に重宝したセットアップ。

上と同じジャケットに、同素材のジャンパースカート。たっぷり幅のジャンパースカートのギャザーを後ろに寄せて、前面をタイトにしてジャケットを羽織り、仕事着に愛用。全身真っ黒ですが、アクセントにフランス雑貨のお店で500円で買ったナイロン製の大きなお花をつけて可愛さをプラス。足元はグラスレザーの深緑色のローファー、紫色のタイツをちらっと、みたいな色合わせが好きでした。

上着なしでは、こんな感じのジャンパースカート。身頃をどう寄せるか寄せないか、紐はどう巻いてどう結ぶのか、着こなしは本人の裁量…。

ジャンパースカートのバックスタイル。めちゃくちゃ長い紐がついているので、こうやってエプロンのように長く垂らして後ろ姿のみラブリーに（笑）。仕事着の場合、紐は全部ウエストに巻き付けてベルト風にも。

黒地に赤いポピーと水玉プリント、とっても素敵なスカートは裾に水色のリボンがついてました。プロパーで断念していたのが、たまたま忍び込んだ（？）ファミリーセールに、ちょうど私のサイズが一点出ていたので、運命と思い買ってしまいました。

コットンの超フレアロングスカート。フレアたっぷりって、どのくらいなのか、先ほど測ってみたら裾周りが約3m50cmほど…。お気に入り中のお気に入り。このコーディネーションは、いちおう、美術館に行く時仕様で描いてます、つまり見る側もアーティスト気分で（笑）。ロングスカートだから大人でもできる、ローファーにショートソックスなんか合わせて、可愛く。前出のコサージュ、大活躍（笑）。
でも、自宅で洗濯してきたので色褪せてしまい、自分で染め直しにもトライしましたがうまくいかず、もう何年もクロゼットに吊るしたまま。ところが今朝、伊勢丹が京都の黒染めのお店とタッグを組んだ…というニュースが。以前から、このスカートを復活させるにはそこのお店に出すしかない、と思っていたので、意を決して申し込みしました。色鮮やかになって戻ってくるのが楽しみ♪

同じスカートのカジュアルコーディネート版。Tシャツはお気に入りだったユニクロのドット柄。青は、この下に出てくるリブニットのジップアップ。足元はコンバースのハイカットで決まり！

と～～～ても鮮やかな青が美しいリブニットのジップアップ。普段は、白シャツｘジーンズのアクセントに肩掛けしたり、Tシャツの上に羽織ったりしてました。ウールではなくて化繊たったので、暖かくはなかったのですが、その分、発色がよくて、機能より美しさ優先！の一着。
一度、会社のクリスマスパーティーがあった時に、手持ちのドレスがDKNYのスリップドレスだけ。そのために新調するほどでもないし、だからってスリップドレス一枚で参加するわけいかないし…ということでこのカーディガンの登場。パーティーにリブニットはさすがにどうかと思いましたが、下手にストールなど上品に羽織るより、私っぽく？落ち着きました。