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ロジェ・ボナフェをファッションに取り入れる試み その1

ロジェ・ボナフェをご存じですか? フランス人の現代画家なんですね。私がロジェ・ボナフェの絵を知ったのは、会社でもらったカレンダー。お花の静物画や風景、そして上にもあるスリムな表情は見えないのにいかにも意志的な女性、そのモチーフと色遣いとタッチがまさに私の好みにぴったりで一目惚れ! 絵を見て「こんな雰囲気の女性になりたい」と感じました。↑の絵の女性そのもの、ということじゃなくて、とにかくどの絵をとっても、その力強さと色鮮やかさと洗練さが大好きなの!

それで、会社に3つほどあったカレンダー、他に誰も持って帰る気配がなく、”ご自由にどうぞ箱”に取り残されていたので、ありがたくすべて独り占めして持ち帰り、絵を切り取って部屋中の壁に貼ってギャラリーにしてしまいました。

そうやってカレンダーの絵を眺めること3年目に突入。しかし、この絵に憧れる私のファッションはほぼモノトーン。でも、この絵のような色遣いと洗練さを取り入れられたら素敵だろうなあ、とカレンダーを眺めながら描いてみました。

トリコロールスカート

水彩色鉛筆を使っているので、滲ませてしまうと、ボナフェなタッチにはなりません…。スカートのブルーと紫の部分をもっとグレイッシュにしてグラデーションっぽくしたかったのですが、力量不足!

ボナフェの絵にみる色遣いでファッションにも参考にできそうだと考えているポイントは:
・ブライトカラーとダークカラーの対比
・反対色の活用(これは基本ですよね…他の画家の絵にも見られますが)。赤と緑、紫と黄色など。
・アクセントカラーとその差し込むバランス
・黒で締める…。黒に見える色が目を凝らすと、微妙に赤茶っぽかったりして、それが背景のパープルと馴染んでたりして、ほんとに絶妙。(上記のカレンダーの写真も実物の印刷は全体がもっと赤味がかっていて、背景のブルーがパープル、木の幹の色が赤茶っぽい黒?なのです)。

さらに研究して、納得できる絵が描けたら実際のファッションにも取り入れてみたいです♪

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