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お洒落・ファッション・綺麗 ~年齢を超えて~

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ファッションへの憧憬を抱き続けて気が付けば60代突入間近。それでも相変わらず可愛くてクールなスタイルをあきらめない、できれば似合う自分になりたい上昇志向の自作自演ファッション配信
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2021年4月の記事一覧

ファッション忘備録:ドルチェアンドガッバーナ

過去のクロゼットのお洋服たちを記憶頼りに描いてきましたが、さすがにドルチェアンドガッバーナ(以下DG)を描くのは難しい、他のブランドも全然描ききれてないのに。娘にMARELLAの白ジャケットの絵を見せたら「あ、これ覚えてる、でももっと洗練されてた」と言われてしまいました(泣)。 それでも、社員としてDGに働いたからこそ(2年弱、人事で)ファミリーセールと社販を駆使して手に入れた素敵なお洋服たちなので、やっぱり描いておこうかな、と。そうなの、入社するまでブランド自体も知らなか

ファッション忘備録:マレーラ・シスレー・マックスアンドコー

MARELLA(マレーラ)はきちんと感のあるお洒落な大人のイタリアンブランド、というのが愛用していた頃の印象。こちらは、DMハガキの写真にあったシャネル風春夏ジャケット、オフホワイトの生地はツィードタッチでソフトな印象。襟ぐり、前立て、裾、そして袖口にもシルクの二重フリルがエレガント。普段の自分の趣味じゃないのに一目惚れしてカードを冷蔵庫に貼ってしばらく眺めるだけで我慢…。でも当時勤めていたグッチのオフィスの目の前にマレーラのお店があり、誘惑に勝てずお店に足を踏み入れ試着

@真夜中のデパートで…妄想&夢

昔からずうっと考えていたことがあります、こんなことができたら楽しいだろうなって。考えるのは自由だし公開するのも無料なので(笑)、急に思い立って書いてみようかと。 それは、閉店後のデパートで、夜を徹してお店にある服を好き放題に着てみる、というプラン。飲み放題じゃなくて着放題。そしてせっかくなので(記念)写真も撮ってもらう。普段、なかなか試着できないような敷居の高い、でも一生涯のうちに一度は袖くらい通してみたい憧れのブランドのドレスとか、いいなあって思うけど、どう考えても似合い

LEON(レオン)の不思議

長年、抱いてきた不思議について共有します…。 ここで言うレオンは、映画のレオンじゃなくて(映画のレオン、いいですよねえ…)、雑誌の、あの、ちょい不良(ワル)オヤジの発信源、必要なのはお金じゃなくてセンスです、って微妙に裏返しの(笑)名コピーのあの雑誌。 これを書くにあたり調べたら創刊2001年なので、今年で20周年! WOW! おめでとうございます! きっと今、20周年記念企画の立案中ですね、何が出てくるか楽しみですね~(笑)。 で、レオンの不思議についてですが、失礼な

ファッション忘備録:COMPTOIR DES COTONNIER(コントワー・デ・コトニエ)

コントワー・デ・コトニエは、うちの娘が好きなブランド。いつだったか「とっても素敵なフランスのブランドを見つけた!」と当時青山にあったフラッグシップショップに(買いに)連れて行かれたのが最初、かな。 昨年の春夏シーズンからデザイナーが変わられたそうなので、私が買っていた頃とデザインが変わっているかもしれませんが、当時の印象でも、シーズンによってけっこう雰囲気が変わるな~と感じていました。 絶対的に先入観があると思いますが、やっぱりフランスのブランドだからシンプルで品が良いな

期待の黒染め!

お気に入りのYOHJI YAMAMOTOのお洋服たちについては以下の”ファッション忘備録:YOHJI YAMAMOTO”に書きました。その中にも登場しますが、いい加減に色褪せてしまってさすがに着て出かけられない、でもどうしても捨てられないのがこちらのコットンの超ロング、超フレアスカート。 写真でみても、くたっと感が伝わりますよね…。もともと鮮やかな黒!ってほどでもなかったかもしれませんが、家で洗濯しちゃうのでどんどん色が抜けてしまいました。ユザワヤで染料を買って自前で染め直

ファッション忘備録:ノーマカマリ・コレクション(4)

(3)でノーマカマリ・コレクションは描き尽くした、と思って安心していました(笑)。ところが、今朝になって突然、「あ、まだあった…」と思いだしたのが以下の2着。 薄いグレーに白い花柄プリントのジャージー素材のタートルネックプルオーバーとフレアスカートのセットアップ。合わせて着ればワンピース風に。おしゃれっぽくしたい時は、赤いエナメルの幅広ベルトを締めてました。80年代~90年代の頃です。トップはジーンズと合わせたり、黒のタイトスカートと合わせて仕事着に、とたいへん重宝。大きな

ファッション忘備録:YOHJI YAMAMOTO(ヨウジヤマモト)

長年、大好きなブランドのひとつがヨウジヤマモト。ザ・ヨウジヤマモト的な服は、普通の会社員(だったかな?)には、オンには抵抗があるし、オフ用に手に入れるほどの余裕は私にはなかったので、必然的に、控えめな、一見、「これもヨウジヤマモト?」ってデザインに寄ってます。でも、本当に欲しかったのは、ザ・なデザインで、今でも、余裕ができた暁にはそういうものを着たい!と願っています。 サマーウールのメンズビジネススーツのようなネズミ色のジャケットにロング丈のタイトスカート、スリット深め。普

ファッション忘備録:ノーマカマリ・コレクション(3)

昨日、”ファッション忘備録:ノーマカマリ・コレクション(2)”をアップしてなんとなく達成感(笑)でした。本当は、3月末までの短期派遣のお仕事が終わって、すぐに次の仕事を始めたかったのに、なかなか次が決まらずそのまま家に居るので、悶々とステイホームするより、好きなことして、でもお金をかけずに楽しく過ごそう!と思ったらお絵描きだな、ってところです。 ところが、達成感に満たされて湯船につかっていたら突然ひらめきました…。「まだ、あった、お気に入りのノーマカマリ!!!」 「これを

ファッション忘備録:ノーマカマリ・コレクション(2)

ノーマカマリのお洋服たちをさらに記憶の中のクロゼットから引っ張り出してみました。どれも本当に大好きなものばかり…。 子どもの頃からパステルカラーとはほぼ無縁の私が、それでも買ってしまったのは、このデザインが好きだったゆえ、だと今にして思います。20代後半頃の超お気に入り、サッカー生地の水色ストライプ、イタリアンカラーの変形っぽい襟と、シェル風のとっても大きな丸い白いボタンがアクセント、ウエストシェイプの定番スタイルのブラウスに、同じ生地のヒップで切り替えのギャザーたっぷりス

ファッション忘備録:ノーマカマリ・コレクション(1)

昔愛したお洋服たちを描いて残すのに、忘れちゃいけないのがノーマカマリ。阪急百貨店時代に、お店ではコムデギャルソンを着て、同じフロアのCODE4129なんかも買っていましたが、圧倒的に購入していたのは’80年代前半の当時流行していたノーマカマリ! 個性的なデザインが大好きでした。比較的丈が長めな作りだったのと、日本のメーカーがライセンス生産していたので価格もわりと手頃だったのも、買いやすかった理由です。ブランドの取り扱いが終わる90年代の終わりまで、20年間愛用。振り返ってみた

ファッション忘備録:記憶の中の80年代コムデギャルソンのピンク

22歳の夏、デパートの社員としてコムデギャルソンの売り場に配属されました。配属を言い渡された当日までは、当時の流行りのニュートラ・ハマトラまがいファッションでした、就職活動の名残で…。(ニュートラ・ハマトラとは何か?について知りたい方は⇒こちら)。 一か月の販売員研修期間中、自分では輸入ブランドに行くつもりでいたので、まったくその存在を知らなかったコムデギャルソンの売り場に連れていかれて「今日からここに立つように、お前はマネキン替わりだから」と売り場主任に申し渡された時

ファッション忘備録:幻のブランドCODE4129

遥か昔の三十数年も前のこと、有楽町に阪急百貨店と西武百貨店がツインでお店をオープンした時のこと。その阪急の新店舗要員に応募した私は(新卒で入社した外資系商社を三か月で辞めて…!)、なぜか古いほうの数寄屋橋店配属になりました。配属希望調査の際に「輸入ブランド」と書いた(ような気がする)のは、店舗のスタッフは自分の担当ブランドの服を着て店に立つのが原則で、長身の私には輸入ブランド以外に着られる服はない、と信じていたからです。 さて、配属は輸入ブランドおよび日本の高級ブランドが並