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金持ち母さんになりたいのなら。最低賃金上昇と扶養控除問題への対策を考える

最近、子育てしながら働く女性たちの心配事が一つ増えましたね。そう、最低賃金の上昇です。一見すると、「やったー、給料アップだね!」って思うかもしれないけど、扶養控除内で働くあなたにとっては、ちょっと厄介な問題になる可能性があります。

その問題とは、この最低賃金の上昇で、自分の収入が扶養控除の上限を超えてしまうかもしれない、ということ。これが現実になったら、税金や社会保険料が増えるから、手元に残るお金が逆に少なくなる。さて、そんな時、私たちは何を考え、どう行動すべきでしょう?

最低賃金が上がる上で考えておきたいこと①自分の経済状況の把握


まず一番先に大切にしたいことは、自分の経済状況をちゃんと把握すること。どんぶり勘定になっていませんか?具体的にどのくらい収入が増えて、どのくらい税金が増えるのかを理解すること。家計簿をつけるなどして、自分のお金の流れを見直しましょう。何にどのくらいお金を使っているのか、これから何にお金を使うべきなのか、しっかり考えてみてください。

もし家計簿つけるのが苦手!という方は、最近ではスマホのアプリでMoney Forwardといった様々な銀行、キャッシュカード、通販サイト(楽天やアマゾンなど)と連携し、全て計算してくれ一目で収入支出がどうなっているのかがわかる便利なツールもあります。

私もアプリを使っての家計管理をしていて、これがあると、自分や夫が無駄使いしてるかがわかるのと、無駄使いが金額的にどのくらいあるのか、数字で、夫に説明しやすいのでそういった意味でも便利ですよ。

まずは現状把握からしていきましょう。

最低賃金が上がる上で考えておきたいこと②収入を増やす方法を探す


収入を増やす方法も探してみましょう。なぜなら、賃金上昇もそうなんですが、そもそも毎年最低2〜3%、物価が上昇しています。これは国としても決定している目標数値で、最近なんとなく気づいている人も多いと思いますが、例えば100円で買えるお菓子や食品の量が少なくなってないですか?これ、物価が上昇しているからなんです。

さらには、毎年2〜3%上がっていくとどうなるかというと、10年後は物の価値が20%ほど上がっているということです。つまり、100円で買えるポテトチップの量が20%すくなるなることなんです。

なので、収入を減らそうとすればするほど、貧乏になっていきますので、必ず収入アップできることを考えていかなければならないのです。

子育てと両立できる、もしくは時間を作ってチャレンジできる仕事、例えばリモートワークやフリーランスの仕事なども選択肢に入れてみてはいかがでしょう。

レジ打ちや一般的に言われている事務仕事などは、今後AIに仕事を取られていきますので、早めにオンラインでできる自分のスキルを持っておいた方が得策です。

最低賃金が上がる上で考えておきたいこと③扶養控除から外れることの恐怖に打ち勝っていこう


そして、最後。扶養控除から外れることに対する恐怖、これに打ち勝つことも大切。確かに、すぐには負担が増えるかもしれないけれど、でもね、長い目で見れば、自分の力で収入を得る力を身につけることは、あなた自身の自信につながると思うんです。

実際に、働いていただいた金額=自分の能力に対する対価ということだから、稼ぎがある一定あるということは、自己肯定感も上がります。もちろん、お金が全てではないですが、ある一定の能力を身につけて、人のお役に立てることは、とても楽しい事ですよ。

もっと言えば、先日もブログで書きましたが、家事育児が数字的には無報酬になっていることが、そもそも主婦の自己肯定感を下げる要因の一つだと思うので、ぜひこの最低賃金アップをきっかけに真剣に、扶養控除から外れることを考えてはどうでしょうか?

おまけ:金持ち母さんとは?一生懸命働いていても勉強しなかったら貧乏母さんになる話。

「金持ち母さん」はロバート・キヨサキのベストセラー本「金持ち父さん、貧乏父さん」に登場する概念です。この本では、ロバート・キヨサキが子ども時代に学んだ二つの異なる視点からの金銭観を語っています。

「金持ち父さん」とは、キヨサキの友人の父親で、自分のビジネスを所有し、投資を行うなどして富を築いた人物のことを指します。彼は学校教育に頼らずに金銭教育を受け、富を築く方法を身につけました。

一方、「貧乏父さん」とはキヨサキの実の父親で、高学歴で公務員として働きながらも、経済的には困窮していた人物のことを指します。彼は学校教育に重きを置き、安定した職を持つことを重要視していました。

この話からも、安定を求めすぎるあまりに、扶養控除ないで働くことばかり考えていると、いつの間にか貧乏母さんになってしまうのだと思います。

最低賃金の上昇、確かに少し厄介な問題だけど、でもこれも乗り越える力を身につければ、きっと新しいライフスタイルのステージに進むきっかけになると思います。私と一緒に頑張っていきましょう!


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