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89:ムンクの叫びは特濃カルピスの味

先週はひさびさ(?)に自分の気分感情の波に振り回された🌊。今は落ち着いている。ほっ。穏やかでありがたい。
毎回過ぎ去ってから思うけど気分の乱高下は本当にしんどい。周りから見たらあまりわからないだろうから余計に辛いところだ。いや自分に自覚がないだけで周りからは元気がなさそうにばっちり見えてるのかなぁ。
あれは一体なんなのか。外傷がある訳じゃないのにすごく痛くて、どうしようもない焦燥感やら辛さや悲しみのごちゃごちゃの渦に巻き込まれるかんじ。
わーーっとなる。

それで今ムンクの『叫び』の絵を思い出した。しんどい時の心象風景はあんな感じかもしれない。ムンクは統合失調症だったと言われている。わたしは統合失調症ではないので語るのは烏滸がましい気もするけど、精神的絶望感は病名に関わらず共通する部分があるんだろうな。あの絵はたしかに心のしんどさを現しているなぁと思う。

病気じゃない人の心も打つってことは誰しもの心の中にある感情なんだろうな。病にでもならないとその領域までなかなかいけるもんじゃない。良くも悪くも精神を患った人のみる世界は『端』に近いんだと思う。上にふれた時はより美しく豊かな世界に。下にふれた時はより暗く陰鬱な世界に。多くの人はそこまでいかないけど心当たりぐらいはあるからその『濃さ』を目の当たりにしてハッとさせられるんだろうな。

ふだん原液:水=1:4でカルピスを飲んでいる人たちが急にほぼ原液みたいなカルピス飲んだらびっくりしちゃうもんな。
でもわたしもこの味知ってる!みたいな。
原液ってこんな味だったんだ!みたいな。
てゆーか今までわたしが飲んでたのは薄めたカルピスだったんだ!みたいな。
発見と感動も与えるんだろうね。

からだにピース。


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