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統合失調症の母の話② 幼稚園編

私が覚えてる限り、最初に母に対する違和感を感じたのは幼稚園の時でした。 お友達はお母さんが迎えに来るのに、私のお迎えはお父さんでした。 「なんで?」と何度か父に聞いた記憶があります。うろ覚えですが、「お母さんは他のお母さん達とあまり上手くやれない」といったようなことを、幼稚園児の私に正直に教えてくれたような気がします(笑) でもそのおかげで、幼稚園児の私は「ああそうなんだ。」と、お父さんが迎えに来ることに納得していたと思います。 今でもよく覚えているのは、ある友達がジャング

    • 統合失調症の母の話➀

      「自分は不幸な生い立ちだ」とは、もしかしたら誰もが一度は思ったことがあるかもしれません。 もちろん、戦争のない時代に生まれたこと、それは間違いなく幸運なことではあるのですが、 平和になった世の中では、人と比べてしまうことが多くなったのかもしれません。 このnoteでは、過去の私が友達や先生にも相談できなかった、でも未成年の私が確かに葛藤したことを綴っていこうかと思います。 ほとんどの人には関係のない世界かもしれない、「統合失調症」。 自分がこの病気でなくても、家族にこの病

    統合失調症の母の話② 幼稚園編