頭皮は「動かない」という真実

土が良くなければ、いい植物が育たないのと同じで

頭皮が健康的でなければ綺麗な髪の毛は育たなく、

結果、したい髪型に制限が生まれてしまいます。

そこで今日は理想の髪型には欠かせない
「頭皮の真実」についてご紹介したいと思います。

頭と顔は分けて考えてしまう事も多いですが、
頭皮と顔は一枚の皮で繋がっています。

当たり前ですが、地球上にいるため
重力にしたがって、
たるみは上から下へと向かっているため

頭皮がたるんでしまうと
顔の皮膚もたるみやすくなるのです。

その為、
頭皮ケアは顔のケア同様
とても大切なことになります。

顔と頭皮の皮膚の基本構造は
どちらとも３層構造から成り立っていて
汗腺と皮脂腺が存在します。

そのため、顔のケア同様
頭皮の毛穴のケアも必要になります。

しかし、
頭皮のケアを考える上で無視できないのが
「髪がある」ということ。

当たり前のことですが、
髪に覆われているので、蒸れやすいし洗いにくいし、湿度も高くなりますよね。

そのため雑菌が繁殖しやすくなるのも
お分かり頂けると思います。

お顔と同じように注意深くケアをして、
頭皮の状況を把握することも

これからの髪の健康、
理想の髪型にとって大切なことですよね。

もう一つお伝えしたい事があります。

頭皮の頭頂部（つむじまわり）一帯を
「帽状腱膜」というのですが、
この部分には筋肉がありません。

ですので、
動かす事が出来ない部分なのです。

そのため
十分な血液が届かなくなり
美しい髪が育つための栄養不足を招き、
抜け毛、細毛が起こりやすくなります。

頭皮が硬いと、よくないと言われるのがこのためで、
ヘアスタイルをデザインする上では
主に「ボリューム」を司る部分でもあります。

いわゆる
「動かせない頭皮」に外側から働きかける事が、
頭皮ケアの最大のポイントとなります。

結果的に、硬くなった頭皮が柔らかくほぐれ、
血行が良くなり、美しい髪が育つ好循環が
頭皮のすみずみまで行き渡るようになるのです。

イカスサロン