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手作りマスクの日々

何かに取り憑かれたように、毎日チクチク手縫いでマスクを作っていました。手ぬぐいのものが14個。そして、ハワイアン柄の布地が2種類各10個づつ合計で34個も作ってしまいました。

そもそもなんで作ろうと思ったのかももう忘れてしまった。やりだしたら止まらなくなったという感じです。手ぬぐいは、生地が柔らかいので、スイスイ縫えるのですが、ハワイアンの布地は、やや硬めです。2つ作った時点で、これミシンじゃないときついなと思いました。手ぬぐいの時のようにスイスイ縫えない。というタイミングで、糸がなくなりました。やっとやめられる、と思ったのは束の間、旅行用のソーイングセットがあるのを思い出し、手ぬぐいのだけやろうと決めました。

手ぬぐい1枚で3つのマスクが作れます。初めは、2枚の手ぬぐいで辞めるはずだったのに、引き出しに後2枚あるのを思い出し、毎日チクチクやりました。やりだすと本当に止まらない。何も考えないで無心でチクチクです。瞑想に近いかもしれません。本当にどハマりです。先日も書きましたが、定規もないので、図ったりしないで全て感覚だけで型紙をつくり、集中力マックスでチクチクです。なんて気持ちいいのだろう。完成していくのが嬉しいみたいです。達成感があります。

4枚の手ぬぐいで、11つ作りました。1つ少ないのは、水玉柄の手ぬぐいが少しだけ汚れがついていて洗っても落ちなかったので、水玉だけ布地が少なくなりました。この時点で、ミシンを手に入れるまでやらないと決めていた、ハワイアン布に手が伸びました。ピンクの方は、まだ布地が柔らかいので、やることにしました。途中でトラベル用のソーイングセットの糸も使い終わってしまい。これでやっと終わりにできると、思いました。このままだと、部屋中マスクになってしまう。とりあえず、ギターの練習に戻ることにしました。

そして、翌日、朝起きて、朝活の後、いても立ってもいられなくなり、糸を買いに行きました。ピンクのハワイアンも縫い終わり、青いハワイアン布地にも手が伸びてしまい、ミシンでやろうと思っていたのに、とうとう手縫いでひと針づつチクチクです。

そして、今日が本当の最後です。2010年にKenken Dance Factory主催の新竹取物語に出演した時にいただいた手ぬぐいがあるのを思い出し、いただいた箱のままずっと陽の目を見なかった手ぬぐいに命を吹き込みました。完全燃焼、全34個のマスク完成です。

写真は、手ぬぐいのマスクです。今の所5つ売れました。手ぬぐいマスクが3つ売れて、ハワイアンがピンクと青一つづつ売れました。どれも、世界で一つだけのマスクです。


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