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【ゼロ秒思考♯2】児童養護施設の実習で学んできてほしいこと

【ゼロ秒思考】の記事では、毎朝の習慣である7分のメモ書きの内容をちょっと整理して載せようという試みです。

今日のテーマ「児童養護施設の実習で学んできてほしいこと」とは?

メモより抜粋

・そもそも実習って練習
・実習で成果を出そうとしない、まずは施設や自分について知ることが大事
・とはいえ「知る」質が低いのは困る
・「やってみる」ことも大事
・行動しないなら座学やビデオ学習でいい
・やってみて「出来ない」ことを知ることも大事。次の学びにつながる
・できないことはネガティブではない
・たとえば中高生と話せない➡どう話すか考える
・洗濯が時間通りに終わらない➡どうすれば子どもと接しながら効率よくできるか考える
・子どもと遊んだけど盛り上がらない➡どうすれば楽しんでもらえるか考える
・先生の”実践”から学ぶ
・教科書や資料で学べることばかり学ぶのは「実習」としては時間の無駄遣い
・教科書に載ってない日常の様子や、実際の支援から細かい部分を学んでほしい
・そのためには、基本的な部分は知っておく必要がある
・実習生が職員のような支援を「できる」必要はない
・ただし、意識はしてみる
・年齢や子の特性に応じた声のかけ方、
・子ども同士の関係性を考えた声のかけ方、など
・結局準備が8割、実習中の積極性(能動性)が2割というところか
・楽しむこと、偏見をなくすこと、(自分が現場に入っても)大丈夫!と思えることも大事

具体的には何を学んでほしいのか

・生活を回していくスキル
1日の流れを考えて、子どもそれぞれのスケジュールを把握した上で、マルチタスクを行う(家事、子どものケア、会議、その他…)方法を知り、いくつか実践する

・子どもと関わるスキル
子どもの特性や背景、そのときの様子をふまえて声のかけ方をかえること。たとえば
◎学校から帰ってきて疲れている様子の子に対し
➡いま「宿題やってね」と言っても出来ないだろうという見通しを持つ
➡先におやつを食べるのを見守って、「宿題、いまやる?」と聞く
みたいな、タイミングをみるとか
◎勝ち負けが決まる(負けるのが)苦手な子で、他の子が「俺、宿題終わったーいちばーん」と言ったら拗ねてしまった
➡「昨日、めっちゃ上手に漢字かけたんだよね。ちょっと見せて」と声をかける
➡比較のベクトルを「速さ」から「上手さ・丁寧さ」に変えつつ、本人のいいところを認めてとりあえず宿題のドリルを出してもらう
みたいな工夫とか

日常の生活のなかにたくさん転がっている、細かな職員の技みたいなものをたくさんひろって、言語化して、

そこに共通しているもの(子どもを大事に思う気持ちとか、なるべく楽しく過ごしてほしいという願いとか、とはいえ宿題とかやることはきちんとやって少しずつ成長してほしい、という見通しとか)を見つけていってほしいなと。

こんなところを、まとめて学生に事前に伝えられたらなと思った次第でした。

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