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2021/7/1レッスン記録

♪ガンバロ20のカプリス no.20(ラスト!)の後半(前半は前回で🆗出た)

♪ラボー/ソロ・ド・コンクール 冒頭のカデンツァとラストの部分

ガンバロはあっさりとokがでた。後半だけだったのと、6月頭に受けた子宮頸部高度異形成の円錐切除術による練習できなかった期間の譜読みの効果があったかと。

ひとつのエチュードをやり終えた達成感…あるにはあるが小さい(笑)昨年ローズ32のエチュードをやり遂げた時はとてつもない達成感だったのに。

最近、練習しながら、さらにレッスンでもアドバイスやokをもらいながら、上達を感じたりできるようになった事を認める一方で、どこか納得してないうまくいっていない感覚がずっとある。でも自身の演奏の何に納得がいっていないのか、何を、どこを改善すればいいのか分からず心の隅にモヤモヤがあった。

そのモヤモヤの正体のひとつが、ラボーの冒頭のカデンツァを見ていただいてはっきりした。

音の移り変わりがはっきりしない、何を吹いている?何を言いたい?気持ちばかり先走って伝わらない。いわば「滑舌の悪い早口」のような状態。

レッスンを受け始めた当初、楽譜に並ぶ音を流れとして捉えられず、一音一音吹くような癖があった。(らしい。レッスンでたびたび指摘されたが実はイマイチ実感としてわからなかった。)楽譜の先を見る(読む)ように、流れを意識するように、意識し続けた。

いつしかその指摘は激減した。ところが今、それが裏目に出ている。先や流れを意識しすぎ求めすぎ、そこに指が、技術が追いつかない。

ひたすら音の移り変わりをはっきりさせるため、ゆっくりと、ただだだ機械的に音を並ぶように吹く練習。うまく言っていないと止められる。始めは先生に止められても何が悪いのか分からなかった。しかし繰り返すうちに苦手な指の動き、走る所、もたつく所が自身にもはっきり分かってきた。そうなると、曖昧な滑舌では気持ちが悪くて仕方なくなってくる。繰り返す。繰り返す。フレーズの塊だけは意識して、ラボーの冒頭と、最後のテーマをひたすら機械的に繰り返す。おそらく30分くらいは繰り返した。(レッスン中に練習する。たまーにそんなレッスンがあります)

その後、今度は「音楽」として演奏してみる。あら不思議。音の粒ははっきりしたのに流れも出た。これだ。それなりに吹けているはずなのに納得できないモヤモヤが残る部分。エチュードにせよ曲にせよ演奏そのものがモヤモヤしていたのだ。

あとは練習。こういうのは時間を見つけて反復練習するしかないのだ。スケールも流れを意識した練習を一旦置いて、今日のラボーでやったような一音一音確認する形でやってみよう。

今日のレッスンは、大きな気づきがあった。よってレッスン記録としてのnoteも長くなったが、通常のレッスン記録はもう少し簡潔に書けると思う。

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