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「はらぺこあおむし」を大人になってから読むと気が付くことがいっぱい #わたしが一緒に育ったロングセラー絵本

おはようございます。ゆうこです。
約1年ぶりに風邪をひき、喉がつぶれました。痛みで起きたので、よっしゃnote書いたるでという気持ちで書いています。

テーマは、「#わたしが一緒に育ったロングセラー絵本」。メディアパルさんが素敵な企画をされています。昨夜寝る前に拝読して、久しぶりに書きたい!と思いました。

さて、本題のわたしが一緒に育ったロングセラー絵本は、「はらぺこあおむし」です!

まぁ王道中の王道ですよね。50年以上、世界中で愛されている王道ロングセラー絵本です。今は関連グッズがいっぱいでているだけでなく、カフェまで開催されているらしいじゃないですか。大人になってからは、あおむしってその風貌から避けられそうなのにすごいなと思ってました。

かく言うわたしもその一人。母に絵本を読んでほしいとせがむのは、このはらぺこあおむしでした。
あおむしが好きで、小学生のころは山椒の葉の上にいたアゲハ蝶のあおむしの成長記録をつけていたほどです。あおむし→さなぎ→蝶の過程を間近で見れた体験は、今でも鮮明に覚えているくらいわたしにとってかけがえのないものでした。こちらは自由研究でまとめて賞をいただきました。

5歳くらいのときはあおむしよりも、その本に出てくるおいしそうな食べ物たちに魅了されていた記憶があります。特にさくらんぼパイは絶対食べてみたいとずっと思っていました。19歳のとき、東京のお店で初めて食べたときの味と達成感はよく覚えています。

大人になってから読むことはありませんでした。本屋さんやグッズを見かけて、なつかしいーとなるくらい。
そんなわたしがはらぺこあおむしと再会した理由。それは、娘の誕生でした。

絵本を友人から譲り受け、そのなかにはらぺこあおむしがありました。月齢が低いうちは別の絵本を読んでいたのですが、生後半年を過ぎたころ読み聞かせをしてみました。
娘は食いつく食いつく。前のめりで聞いてくれました。それと同時に、わたしも昔は気づかなかった、はらぺこあおむしの「しかけ」に気が付きました。

「しかけ」は、読んでいて、自然と学べることがたくさんあることです。
1つは食べ物の名前。水彩の素敵な絵とともに、食べ物の名前を覚えられます。りんごからさくらんぼパイまで。

2つ目は曜日の名前。日曜日から進んでいって、月曜日、火曜日…となってまた日曜日に戻る。この「また」という言葉から、一週間は7日間で、繰り返し行われているんだなと学べます。土曜日に暴食するの、仕事をしていたころのわたしみたいで笑いました。

3つ目は、。りんご1個からオレンジの5個まで、絵もその通りの数が描かれていて、娘と数えながら読めるなと思いました。
これから身に着けていく常識がこの数ページに込められていることに驚きました。

あと、娘の小さな指でも入るような穴が空いています。なんでだろう?と思っていましたが、娘はその穴に指をひっかけて、本のページをめくることを覚えていました。そういう使い方だったのか!と長年の疑問が解消されました。自分でコントロールできることは、成長にもつながりそうです。
わたしが気が付いていない、「はらぺこあおむし」のしかけがあったらぜひ教えていただけるとうれしいです。

20年近くずっと読んできて、知ったつもりだった「はらぺこあおむし」。親になってから読んだことで、はらぺこあおむしのしかけに気がつき、さらに好きになりました。
今度は親として一緒に育っていこう。娘も大好きになってくれるといいな。

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