見出し画像

ジョージア🇬🇪学校どうする??

みなさん、こんにちは!

ジョージアに親子移住して9ヶ月が経ちました!コロナ禍にもかかわらず、日本を飛び出し、そして、行ったことのないジョージアへ!人生初:長期海外生活を12歳息子とスタート。

一番大切なことであり気がかりなことは、12歳息子の学校選び。

今回は、その当時リアルな情報がほぼない中、私たち親子がジョージアの首都トビリシでの学校選びに至った軌跡をまとめます。

私たちは、ジョージアの学校が夏休みに入っている7月に、9月の新学期を目指して移住してきた。日本にいた5月頃からジョージアの首都トビリシにある学校を調べ始め、メールで連絡を取り始めた。

すると、ジョージアの首都トビリシには、目が飛び出るほどお高い学費が必要なインターナショナルスクールが数校あることが判明。果たして息子が通える学校があるのかないのか…

学校がなかった場合、夏休み短期留学で帰国することも視野に入れての今回の移住。

ジョージア入国後は、在ジョージア日本大使館にアポを取り、学校のことを相談させていただいた。

首都トビリシには、パブリックスクール、プライベートスクール、インターナショナルスクールとある。

入国後すぐに語学学校に2週間通ったおかげで、個人レッスンを受けたジョージア人の先生(男子12歳11歳の母)からジョージアのスクール事情のアドバイスもいただき、とても参考になった。

トビリシ語学学校にて

さまざまな角度から考慮し、下記学校に見学に行き、そして先生と面談し、そして校舎内を見学させてもらった。

■QSI International School of Tbilisi
超高額な学費:学校の施設の中で、特に屋外に陸上競技場があることに息子は驚いてた。スポーツ好きな息子はとても気に入っていた。

■European School
超高額な学費:栃ノ心が寄付している学校。特にセキュリティ面に加えて学校の施設が素晴らしかったです。

■British International School of Tbilisi
超高額な学費:先生が特に親身に相談にのってくれ英語ができない生徒には、フォロー体制が放課後に整っているとのこと。勉強はもちろん、ビーチバレーや短距離走ができるコートもあり、運動とスポーツの両方に力が入っていると感じ取れた。

■Finnish International School 
トビリシ市内からやや遠い。スクールバスがあるので通うことは可能。中学・高校の学年が現時点でなし。将来的には学年も増やしていく予定とのこと。

■American International School Progress • Tbilisi
アメリカ系インターナショナル

■New School
学校が坂の途中にあり、登下校の際に少し危ないなと感じる。現在、寮生活をしている外国人の生徒もいるとのこと。庭に羊がいたのに驚いた。

■UG School
イギリス系インターナショナル:通いやすい立地にある。スポーツもできる施設もあり、先生もとても親切丁寧な先生でした。

■Tbilisi Free Waldorf School
シュタイナー教育校
http://waldorfschule.ge/


最後まで悩んだ学校は、UG School と  Waldorf School。

問い合わせの段階で、ジョージア語ができないとうちの学校は勉強についていけないと思います、と言われる学校もある中、特にこの2つの学校の先生方は、とても親身になって相談にのってくれ、ジョージア語や英語ができない息子にでも、「あなたのやる気しだいです」と入学の可能性を開いてくれた。

Waldorf School

中でも、Waldorf Schoolは、シュタイナー教育の学校だと知りました。私はモンテッソーリ教育は知っていたけど、シュタイナー教育は知らなかった。

そして、調べれば調べるほど12歳息子にピッタリな教育環境ではないか!!と分かり、息子と相談の結果、このWaldorf Schoolに通うことを決断した。

難点は、ジョージア語で全て授業が行われること。担任の先生は、そんな息子を心配してくれ、隣の席に英語が堪能な友達をお世話係として配置してくださった。

そして、息子が「授業についていけるかどうか、友達と馴染めるかどうか、2ヶ月様子をみさせてください」と言われ、その後正式な入学を決めましょうという流れになった。

そして2ヶ月後、再度先生方と面接し、晴れて正式入学。担任の先生は、息子のことをとても気に掛けてくださり、担任の先生+家庭教師+息子+母というつながりを提案してくださった。

予習で進めておいてほしい内容など、先生が気になる勉強箇所や連絡事項は、家庭教師を挟んでこちらに連絡が来るようになっている。

外国人生徒の1人とはいえ、一生徒にここまで配慮してくださるなんて、本当に感謝しかないです。

今では、息子も仲の良い友達が数人できて、ジョージア語と英語でワチャワチャ学校生活を楽しんでいる模様。

中庭

日本では春といえば、進級の季節。日本にいたら息子は、中学校に進学してている。先日、在ジョージア大使館から連絡が入り、息子に日本の中学校の教科書が無料で提供されるとのことで、引き取りに行ってきた。

日本の中学1年生教科書

日本の中学校の教科書を嬉しそうに見る息子に聞いてみた。
ジョージア生活より日本の中学校生活が良いなら帰国もありだよと。

息子は答えた。「日本の中学校も良いけど、ジョージアで僕は、英語をもっとできるようになりたいと思う。英語が話せることは、本当に大切だと思うから」

なんとも冷静な返答に、我が子ながら感心したけど、これは彼なりの肌身で感じる率直な意見なんだろう。

息子のジョージア人の友達たちは、ジョージア語を母国語として話すことはもちろん、英語もペラペラ。それに加えてロシア語も話せる友達もたくさんいる。そして、学校では第2言語としてドイツ語を授業で習う。

同じ人間、同じ年齢として、これだけ複数の言語を同時に身につけることが可能なんだなぁと彼は感じながら、学校生活をを送っているようだ。

学校イベント


世界情勢さまざまあるけれど、腰を据えて、トビリシ生活リスタート〜
日々のリアルなトビリシ生活の様子は@yuko_okzwでつぶやいてます!
フォローをよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?