卒園式

3月24日（日）に卒園式があった。
息子は4年間お世話になった。どうしてもこの保育園に入れたくて、片道30分（バス停まで。保育園まで行くと50分はかかる）。朝夕の送迎で2時間以上かけて、送り迎えをした。

とても良い保育園。食べることは生きる力。だから、給食、おやつは厳選された食材調味料を使用して、安心で安全な料理、おやつを手作りしてくれる。息子はたくさん食べる子で、給食おやつがとても大好きだった。
紙おむつは使用せず。園内、園庭も裸足（お散歩は別）近くに海があり、山があり、自然豊かな保育園。
先生達の子供に対する愛情がすごい。親の私でも感心してしまう。

そんな保育園の卒園式。
いつもは半袖半ズボンの子供達も今日はきちんと正装とオシャレをしている。何だか、みんな可愛い。
卒園証書を受け取った後は、リズムの発表会。みんな正装からいつもの半袖半ズボンへ

最後のリズム。演奏はピアノのみ。
息子の最後のリズム。成長したな。あんなに小さかったのに。
生まれる前から、お腹の中にいる時から、小さくて、母子ともに危険な状態になり、3ヶ月入院した。私は24時間の点滴の絶対安静。今でもこの点滴のあとが腕に残ってる。
息子はありがたい事に、なんとか無事に生まれてくれたが、なかなか大きくならず、不安だった。
けど、今、息子を見て、五体満足で生まれて、
耳で、ピアノの音を聞いて、
目で、みんなの動きを確認して、
鼻で、呼吸を整えて、たまにカメムシの匂いがすると笑って
口で、声を出して歌って、
暑いと言って、汗を出して、
普通だけど、普通のことがきちんと出来ていることが、
なんて幸せなんだろうとしみじみ思った。私の不安なんてことない。

息子はスンバラしいリズムを見せてくれた。年長リズムなので、皆、とても激しく息はーはーと。
他にも、跳び箱、縄跳び、駒まわし、竹
息子よ、良く頑張りました。
基本、半袖半ズボン。真冬でも。そして、シャワー（水）がある。こちらも真冬でも。これで、息子は泣いて保育園行きたくないと泣いたこともある。

リズムの後は謝恩会。
コロナがあけたので、久しぶりの謝恩会が開催された。
ここで、1家族ごとにお礼のコメントをみんなの前で伝えた。
私は人前で話すなんて、絶対に無理だから、旦那にお願いした。しかし、段々と自分の家族の番になってきたら、何だか、自分で話したくなってきた。そして、旦那に、あれもこれも話してねとか伝えてたら、旦那から、お前が話せ的なオーラが出てきて。確かに…
吐きそうになるくらい、緊張したが、自分の保育園に対する思いを伝えた。自分の声が震えるのも分かった。
終わった後、ちゃんと伝わったか、不安だったが、旦那から、
「やっぱり、お前が話したほうが、気持ちが伝わって良かった。」と言ってくれた。そう言ってもらえて嬉しかった。
自分の気持ちを言語化するのは苦手だけど、勇気を出して、やってよかった。

無事に卒園式を終えて、最後にみんなで、写真撮影。
帰りの車の中で、ほっとした。
直前まで、家族が風邪や胃腸炎で、出席できるか不安だったし、私の着物の着付けも上手くいくかも不安だった。
けど、無事に終わって、本当によかった。

こんなに素敵な保育園に通わせてもらえて、本当に良かったです。

最後まで、お読みくださり、ありがとうございました。

お祝いの赤飯も上手に炊けた。