いじめっ子に「うちらの名前書いた遺書とか残して自殺すんなよ」と言われた話

ここ数日、心がざわついている。というもの、Twitterを始めとするSNSで見たくはないワードを頻繁に目にするからだ。


「いじめ」


中学三年生の、もう数週間で卒業という時期だった。クラスメイトのボスのような女子にこんなことを言われた。


「うちらの名前書いた遺書とか残して自殺すんなよ」


何が愉快だったのかわからないけど、笑い声混じりにそう言ったのはその学年のボスみたいな存在の女子だった。それを聞いて一緒に笑った取り巻きたちのそのときの顔も鮮明に覚えている。

ここでは彼女たちにされたことは割愛するが、その日から今日まで彼女たちを許そうと思ったことは一度たりともないし、これからもそうだろうと思う。膝をついて泣いて謝られても、どんなに高尚な方に諭されたとしても、絶対に許さない。


主犯格はもう結婚していて、風の噂で子どもも生まれたことを知った。取り巻きの何人かにも子どもがいるらしい。

だけど、彼女たちが我が子の成長に目を細めるときもいけないことをして叱るときも子育てに幸せを感じて涙ぐむときも、15歳のときに言ったおぞましい言葉が消えることはない。わたしが覚えている限り、その言葉は一生残るのだ。




いじめは悪いこと、いじめはださい。そう社会が言い続けてもそれがなくなった試しはない。隠ぺいしたり見て見ぬふりをする教師、無理解な教育委員会。わたしがそのとき死なずに卒業してくれて胸を撫でおろしましたか?でもね、わたしあんたたちのことも一生許しませんよ。


散文的内容になってしまったけど、いじめという犯罪を行う人たち。一生恨まれるよ?そして、その報いを受けるのは自分とは限らないんだよ。

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