自転車

【ママチャリ☆プチ遠出②】電動アシストか、普通の自転車か

片道15キロくらいまでであれば、普通にママチャリ(私は電動アシスト☆幼児乗せ、夫は普通のママチャリ)で出かける我が家。前回は、そのルーツとなる私の独身時代の経験をまとめたところで、終わっていました。

今回は、和歌山の山越えで膝に致命傷を負った私の元へ、「電動アシスト」がやってくるまでのお話です(笑)。

※前回のお話はこちら↓↓から。

膝に致命傷を追った後、何度か転職をし、東京で働く普通の会社員になっていた私。通勤は電車だし、駅まで自転車で行こうにも、駅前の駐輪場はいっぱいだしということで、当時は、自転車の必要性は感じておらず、それは、結婚して子どもが生まれてからも同じでした。

ところが、2017年、思いがけぬ転機が訪れます。それは、子どもの「転園」。それまで徒歩圏内の小規模保育園に通っていた子どもが、大きな保育園へと転園することになったのです。

大きな保育園は、我が家から少し離れており、送迎には自転車が必須です。自転車を購入しないという選択肢はありません。そこで、これは我が家も電動アシスト付自転車デビューするしかないでしょう~♪と、張り切って自転車屋さんめぐりをはじめたものの、思わぬ現実を突きつけられます(転園先が決まったのが秋、転園は翌年4月から)。

なんと、電動アシスト付き自転車は、10万円超えが当たり前。私がいいなと思ったのは、15万円近くもしたのです。

「高いって言ったって、5万くらいでしょ~?」なんて思っていた私は一気に青ざめます。道を歩いていると、普通に幼児乗せ電動アシストが走っていますが、実はあれは、15万円もする高級車だったのです…!!!

それからというもの、地域のリサイクル自転車を見たり、なんとか安く電動アシスト付自転車が手に入らないかと、自転車探しの日々がはじまります。

一旦は、「もう普通の自転車でいいよ…」と諦めたこともありましたが、私の膝の古傷を知っている夫は、次の理由で猛反対します。

1)今はまだ軽いかも知れないけれど、子どもはどんどん重たくなってくること。

2)いくら平坦な道が多いとは言え、坂道がないわけではないこと

3)電動アシストなしの自転車に乗っているお母さん方を見て、すごく大変そうだ…と感じていたこと

それから、意外と子どもを乗せるための「椅子」は高価で、しかもあの椅子は、一定の条件を満たした自転車じゃないと乗せらないため、「子ども乗せ椅子を設置できる自転車」は、電動アシストなしでも8万円くらいになることが判明。私が考えていた「5万」では、電動アシストはもちろん、普通の幼児乗せ自転車ですら手に入らないことがわかりました。

なかなか決められぬまま、ずるずると時間ばかりが過ぎていきます。そして子どもの転園の時が迫り、いよいよなんとかしないと行けないと思った時、夫が思わぬ掘り出し物を見つけてきました。

私が欲しいと思っていたメーカーのものが10万円!!

どうやら、例年12月頃に新モデルが出るため、それが出ると、前の年のモデルの値段が下がるらしく。新モデル時代は15万円していたものが、型落ちし10万円に値下がりしていたのです。

(ちなみに、新旧モデルの最大の違いは、自転車の重量でした。新モデルのほうが2キロほど軽くなっていました)

普通の自転車に+2万円で買えるのであれば、これは電動アシストにしない選択肢はありません。ここはお金の使い時でしょう!!!!

ということで、購入決定。

こうして、我が家にやってきた電動アシスト付自転車。

購入するや否や、若かりし頃の「プチ遠出スイッチ」が入るかと思いきや、実は、最初はそうでもありませんでした(笑)。

さてはて、どうやってプチ遠出熱は再発したのでしょうか!?
家族を巻き込みながら、再びプチ遠出にハマりだすまでのお話は、また次回(夫は完全に巻き込まれ事故です、笑)

いつも温かいサポートありがとうございます^ ^