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2022年は“純”

早いもので、2022年もあと数時間で終わり。
12月は誕生日があり、やれパーティだ、クリスマスだ、と賑やかに過ごすつもりが、ついにコロナウイルスに感染し、色んな予定をキャンセルして自宅療養していたら、あっという間に年末になった。
仕事も少しセーブできて、心に余裕がある状態で1年の振り返りができてよかった。

転職という大きな目標を叶えた2021年。
11月に新しい会社に入社して、慣れないままとにかくバタバタしながら年末を迎え、次に叶えたい目標が思い浮かばす、あえて大きな目標を立てずぬるっと2022年を始めることにした。
こんな1年にしたいと年始に書いたnoteがこちら。

今年は、自分の心の純度を上げて、素直になって、幸せがギュッと凝縮された、濃度の高い1年にしたい。
みんな大好きしいたけ先生の言葉を少し借りると、今年は勝手に愛を発揮する「愛を振りまく人」でありたいと思っている。
そのために、心が躍るものとか、好きなものとか、心の底から叶えたい思うことだけを抱きしめて、自分の人生に夢中でいることで、自分をいつも愛とか幸せで満たしていたいと思う。
振り返りを人生の相棒にして、自分が本気で叶えたい目標だけを見つめて、来年の年末は、「自分の周りには大好きな人しかいない!大好きなものしかない!大好きな仕事しかしてない!」という幸せ無双状態を作り上げたい。
2022年年始noteより


概念的な内容だし、今読み返してみたら1年で叶うような目標ではなく、40歳に向けた30代後半の5年間の大きなテーマだと思う。
40歳をこの状態で迎えるために、2022年は自分の中の基盤が整い、これから向かいたい方向性が見えてきた1年だったように思う。

・基盤とは?

ー仕事の基盤:新しい仕事に慣れる
ー心の基盤:心の純度が上がり、自分の欲望を最高の形で実現させることにこだわる
ー生活の基盤:心地いい人間関係、花への変わらぬ愛、食への意識の高まり

・1ヶ月ごとにタイトルをつけてみた

1月:新しい1年の始まり、お金への意識の高まり
2月:在宅中心で1人の世界に引きこもり、精神的にしんどい時期
3月:自己嫌悪の日々、でも後半は光が見えた
4月:劣等生としての自分を受け入れる
5月:働きまくった1ヶ月
6月:しばらくこの会社で頑張るのだと覚悟ができた、余裕ができて色んな人と会った
7月:自分変革(ギアチェン)
8月:場所を変えて働いてみた
9月:久しぶりの海外(シンガポール)で生き返る
10月:自分の心の純化
11月:いい形で転職1年を締めくくる
12月:愛を知る

以下、詳細。

・仕事の基盤:新しい仕事に慣れる


この1年を振り返ってみると、仕事中心の、とにかく働きまくった1年だった。
転職1年目、新しい環境で、何をするにも新しいことばかりで、いちいち緊張して、いちいちつまずいて、とにかく必死だった。
とくに3月までは、今まで自分が社会人として積み重ねてきたものを生かせず、否定もされ、今まで自分は何をしてきたんだろうと、無力感に苛まれ、自己嫌悪の日々だった。
忙しい日々の中で体より心への負担が大きく、ちょっともう限界かもな、と休職や退職が頭をよぎったこともあった。

4月以降は担務変更もあり、しばらくWジョブで今度は体への負担が大きくなった。(それでも3月までよりはマシ)
7月以降は、チームメンバーの休職などで、まだ入社して半年だから、など言い訳する隙がなくなり、否が応でもリーダー的な役割を果たす必要が出てきた。
ライフログスクールの個別カウンセリングで明奈さんにもらった言葉をきっかけに自分の働くスタンスも変化し、ようやく自分らしく働けるようになってきた。
あなたの強みはこういうところだと思う、と、社会人になって初めて、ちゃんとした言葉で自分の強みについて上司からFBもらうことができて、自分が働く上で大切にしてきたことや自分の強みだと思っていたことを新しい環境でも認めてもらえて嬉しかった。
自分の強みや過去の経験やスキルを生かせる機会が増え、今まで着実に経験を積み重ねてこれた自分を誇らしく思えたし自信にもなった。

・心の基盤:心の純度が上がり、自分の欲望を最高の形で実現させることにこだわる


心の純化が上がったきっかけは、シンガポール旅行だった。
射手座のハンター精神のせいなのか、一人っ子特有の空想癖からくるのか、何をしていても私は心ここにあらずで、つい目の前にいない人、目の前にない現実を追いかけてしまう習性がある。
でも、この旅行では、懐かしい友人たちに再会し、楽しい時間を過ごす中で、改めて目の前の人と向き合い、愛や優しさを真っ直ぐに受け止める事ができた。
自分に会いたいと思いつづけ、自分の幸せを心から願ってくれる人たちが今、目の前にいる。
この人たちがいる場所が私のhomeであり、私が人生をかけて大切にしたいのはこの人たちなんだ。
一種のマインドフルネスなのかもしれないけど、今、自分が手にした豊かさ、幸せをちゃんと実感できた瞬間から、一気に心の純度が上がった気がする。
自分の欲望に妥協したくない、最高の形でしか実現したくない。
本当に会いたい人にしか会いたくない。
このシンガポール旅行では、これから自分が生きていく上で大切なことに気づいた、大きなものだった。

今年も相変わらず旅行、レストラン、エンタメなど幅広い分野に興味を持って、好奇心のまま色んな場所に出かけた。
沖縄、箱根、熱海など友人たちとわいわい旅行にも。
年明けのMarutaから始まり、親友との山登り(西沢渓谷、八ヶ岳)、Blue Note、LADY GAGAのLIVE、金沢旅行(美味しいお寿司、日本酒、そして香林居)など、
振り返ってみたら、自覚はなかったけど実はずっと行ってみたいと思っていた!場所に行けたことも多かった。
そんな自分の奥深くにある欲望に気づけたことも、心の純度が上がった証拠だなと思う。

・生活の基盤:心地いい人間関係、花への変わらぬ愛、食への意識の高まり


仕事ばかりだった私の人生を支えるのは、友人、花、食(酒)。

社会人になってからも学生時代からの友人と仲良いけれど、今年は特に中高時代の友人たちと過ごす時間が増えた。
中学受験時代に通っていた受験塾の時からの顔見知りでなので、もう30年近い付き合いになる。
中高生という最も多感な時期を一緒に過ごした、まさに気のおけない友人たち。
みんなそれぞれの分野で活躍しながらも、何年経っても昔話で盛り上がり、若さ特有の少し尖っていた頃の自分たちのことも笑い飛ばせる。
素の自分として存在できる彼女たちと過ごす時間が増えるにつれ、東京で知り合った人たちと過ごす自分は、どこか自分を偽っていたり無理をしているのかもしれないと気づいた。
年をとり、ライフステージが変わることで中高時代の友人と疎遠になってしまったという話をよく聞くが、時間が経っても変わらず仲良くできる友人と出会えたことこそ、私の人生の財産。

かれこれ10年くらい続けているフラワーアレンジメントは、心の癒し。
仕事ではあまり使わない右脳を使いながら、自分のイメージしたものを自分の手で作り上げていく作業が好きだ。
東京に来てからずっと同じ花屋さんにレッスンに通っているけれど、とにかくこのお店で過ごす時間が心地いい。
レッスンで作る作品はセンスが良くて最高だし、先生はじめお店のスタッフの皆さんは優しくて、面白くて、お店はいつ行っても優しさとポジティブな空気で満ちている。
普段、かわいいとか言わない私が思わず「かわいい〜!」と連呼してしまうくらい、素直な自分でいれてしまう。
家、会社に次ぐ大切なサードプレイスだし、今の私の人生になくてはならない大切な時間だ。

今年は美味しいものをよく食べたし、食への意識が高まった。
コロナの影響で外食の機会は以前と比べて減っていたが、また外食の機会が増え、美味しいナチュールワインと美味しいご飯を食べられる素敵なお店をたくさん知る事ができた。
仕事が忙しく、平日はついついコンビニやスーパーで出来合いのお惣菜を買って済ましてしまうことも多いけど、今年は自炊も結構頑張った。
また今年一緒に過ごす時間が多かった中高時代の友人がお料理上手で、手料理を食べに彼女の家でよく集まった。
そのほか、ONDOで出会ったにしちかさんに誘っていただき「にしの夫婦のごきげん愛食会」に参加したり、食に関する情報発信にたくさん触れたりしながら、自分の生活における食という存在がより大きなものになった。
大好きな人たちと美味しいご飯(お酒も)こそ、人生を豊かにしてくれるものだと再確認した。

・総括

1年を終えて、「自分の周りには大好きな人しかいない!大好きなものしかない!大好きな仕事しかしてない!」という幸せ無双状態を作り上げることはまだできていないし、相変わらず愛を振り撒くどころか、愛をもらってばっかり。周りの人に助けてもらってばかりだった。でも、自分の心の純度を上げることができて、自分を満たす方法はわかってきた。そして、素直でいれる時間が増え、幸せの濃度が上がり始めた1年だったと思う。

大きな目標を立てずぬるっと始めたおかげで、目標達成したぞ!という手応えはなかったけれど、慣れるために仕事を頑張ってしんどい時期を乗り越えここまでの境地に来れたことは、自分で自分を誉めたいと思う。

今年の振り返りをしながら、来年はこんな1年にしたいとか、あんなことをしたいとか、色んなアイディアが浮かんで、キーワードを書き留めた。
去年と比べて余裕が生まれてきたし、新たなことに向かって進むエネルギーが戻ってきたんだと思う。

2023年のテーマは、「命を燃やして、生きる温度を上げること」
詳細はまた年始のnoteで。

2022年もいい1年でした。よく頑張り、よく生きました。
2023年もいい年になりますように!

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