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転職して1ヶ月経ちました!

11月1日に今の会社に入社して1ヶ月が経った。

人生で初めての転職。
大きな転機となった1ヶ月を終えて思うことは、「勇気を出して、前の会社を飛び出してきてよかったな」ということ。
この1ヶ月、前向きな驚き、変化がたくさんあり、こういうことをずっと求めていた!と心から思う瞬間がたくさんあった。
どんなことに驚き、今どんな気持ちなのか、せっかくなので書き残しておきたい。
自分の状況に不満があるけれど今の環境から抜け出すのが怖い。そう感じている人がいたら、「勇気を出して飛び出しても大丈夫!」というメッセージを受け取っていただけたらとても嬉しい。

1、受け入れ体制

まず始めに驚いたことは、「とても歓迎された」ということ。
入社初日、オリエンテーションを午前中に受け、人事の方がオフィスを案内してくれた。
その後早速自分の部署で配置されたのだが、上司になる人とは入社前にオンラインで一度話をしていたので、すぐに声をかけてくださり、安心感があった。
そして早速ランチに誘ってくれた。(今考えたら出社日は一日中会議で予定が埋まり、デスクで食事を済ませているあの人が1時間もランチの時間を確保してくれていたことに感動)
PCを開けば「入社おめでとう」というタイトルでメールが入っていた。
システムやアカウントの設定についても事前に準備を進めてくれていたり、新入社員の子が担当として書類をまとめながら毎日レクチャーしてくれた。
この体制を作ることがどれだけ大変なことか。前の会社では考えられなかったし大変なことがわかるから、本当に身に染みてありがたかった。

2、充実した研修メニュー


入社初日に上司から研修スケジュールについて説明があった。
会社や事業サービスのことはもちろん、マーケティングやロジカルシンキングなどスキル的なフォローメニューまで、対面・動画視聴を織り交ぜて3週間、研修スケジュールがしっかり組まれていた。
入社した日に少しオリエンを受けて、あとはOJTで!中途入社は即戦力としてすぐに働け!となるものだと思っていたので驚いた。

採用面接の際に、100%出社の環境から在宅ベースの会社に入社して馴染めるか不安、と正直に社長や役員に伝えたところ、そういう課題があることは認識しているので、今フォロー体制を整えている、だから安心して欲しい、と言っていただけたことが印象に残っている。
研修素材である動画の中で、この受け入れ体制を有志で作り上げていくプロセスを拝見することができ、みなさんが忙しい中、短期間で体制を作り上げてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいになったし、今度自分が受け入れる側になった時、この経験を生かしたいなと思った。

3、「当たり前」のレベルの高さ


この項目をうまく言語化できないのだけれど、会社で使われる言葉、コミュニケーションに対する意識のレベルが前の会社と比べてとても高い。働く社員のモチベーションは高いことに帰結するのかもしれないけれど。
マーケティングやロジカルシンキングの基礎知識、コピーライティング、EXCELなど、前の会社では誰も教えてくれないので自分で勉強してきたことがたくさんある。ただ自分の知識は増えて成長するけれど、同じ言語を使って同じレベルで会話できる人間が極めて少なく、勉強する意味があるのかな、と不安になったこともあった。しかし、今は私のレベルはむしろ低いくらいで、それがとても嬉しい。目指すべきレベルとのギャップの大きさがわかってこれから頑張るモチベーションとなっている。

4、ライフスタイルの変化


今回転職をきっかけに実現したいことの一つとして、ライフスタイルの変化があった。毎日ランチもろくに行けず、10時から22時まで働き、夜も何もできない生活を何としても変えたかった。

朝の始業時間が早くなり、今までより1時間以上早く起きることになった。その分夜も早く帰れることになったのだが、お腹がすいたな〜と思ったらランチに出れて、午後働いてまたお腹がすいたな〜と思いながら色んなお店が開いている時間に帰る。このことが、もう本当に嬉しい。
人間らしい生活ができてるーー!と実感。
しかもオフィスの近くには美味しいお店がたくさんあり、美味しいランチが食べられる。。。圧倒的に毎日の幸福感が上がっている。

5、怒りからの解放


経営戦略が明確ではなくコロナ禍において社員を大切にしない会社や経営層、尊敬できない上司、働かない同僚。
私は前の会社でとにかく怒りに満ちていた。
管理職だったから少なからず色んなことに責任を感じて、いつも会社や上司を疑って、神経を尖らせて戦ってきた。

「働いてない人がいないですよ!」
私の少し前に転職した後輩に新しい会社どう?と聞いたときに返ってきたこの言葉を、私も実際に転職してみて理解できた。
恥ずかしながら前の会社は、よく見たら勤務中にネットサーフィンをしたりゲームをする人が少なからずいた。小さなオフィスだったので嫌でも目に入った。
でも、今の会社にはいない。(人数が多いので目に入らないだけかもしれないけれど、少なくとも席を近くして働いている人の中にはそんな人がいない。)
ファイティングポーズをとっていた腕をおろし、怒りを感じることなく素直に相手の言うことを信じることができる状況って、こんなにもストレスがなく快適なのか、と実感した。

6、同期の存在


同じ11月入社が私を含めて4人。
その中で同じ部署に配属になった人が、私と同世代、前の会社も同じ業界、という奇跡に恵まれた。
2人ともコロナで大打撃を受けた業界でギリギリまで頑張って、勇気を出して初めての転職を決意した。
多くを話さなくてもすぐに理解しあえて、毎日支え合って過ごしている。
彼女がいてくれるおかげで孤独を感じない。同じ業界とはいえ業務内容がまったく違うので得意な分野やスキルが異なり、尊敬できる。
良いライバルとしてこれから一緒に成長していけることが楽しみだ。


この1ヶ月、「転職してよかったな〜」と思うことの方が多い。
初めての転職で、前の会社を客観的な比較対象として見ることになった今、あんなに後ろ髪ひかれる思いで退職したが、前の会社に戻りたいとは一切思わない。
今の会社にご縁があったんだなぁと、恵まれた時間を過ごしながらしみじみ感じている。

ここまで良いことばかり書いたが、懸念点やこれから考えたい課題もある。
課題と言っても、これから忙しくなってランチに行く時間がなくなってきたらお弁当にしようか、とか、夜早く帰ったら家での時間をどう有意義に過ごそうか、とかそういうレベルだけれど。

まずは3年!この会社で頑張って自分の専門性を磨き「個」として輝く準備をしたいと思っている。
1日1日を大切に時間を積み重ねていきたいから日報や週報を書いてログに残している。
今週の目標を決め、週末に振り返るルーティンだが、新入社員のようにどんな小さくても出来たことを振り返って褒めているので自己肯定感は下がらないし、少しでも成長している感覚を持てている

ちょうど今上司とMBO面談を実施しながら担当案件について引き継いでもらっているので、半年、1年、3年と自分のキャリアプランについて年内に言語化したい。読みたい本もいっぱいある。

もっともっと自分の人生に夢中になって、キャリアを機軸に新しいライフスタイルを作っていきたいと思う。

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