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転職して4ヶ月経ちました!

11月に今の会社に入社して、2月で4ヶ月が経った。
1月よりさらに業務量が増えて、馬車馬のように働いた1ヶ月。
他の月より営業日が短いのもあって、本当に字の如く一瞬で終わった。

2月は心への負担がとても大きく、辛い1ヶ月だった。
1月から引き続きいつも心がドキドキして、ギュッと縮こまる毎日。
あまり夜遅くまで働きたくないので、仕事が多くなるにつれ朝早く起きて対応していたのだが、
だんだん朝起きることが辛くなってきた。
目は覚めるのだが、あー今日も仕事か・・・あと30分寝てもいいだろう、となかなか布団から出れなくなってきた。
それでも自分を奮い立たせて、気合いを入れて布団を出て、仕事をする準備をしていた。

日中はたくさん振られた仕事をこなし、上司に報告し、時には厳しい指摘を受ける。
当たり前のことだし、この歳でこんなに細かく丁寧に指導してくださることを頭ではありがたいと理解していても、
心は情けない気持ちでいっぱいになる。
夕方に最後の打ち合わせが終わったら、ほっとして泣いた日も増えた。

ちょうど月の真ん中、バレンタインの2月14日がどん底だった。
夕方以降、全く頭が働かないし、心がガッチガチに固まって、何の感情も生まれない。
友達からのLINEにも全く反応する気になれない。
自分の様子がおかしい。はっきりそう感じた。

その翌朝、とうとう始業30分前になっても布団から出れなくなってしまった。
このまま無理して朝から仕事をしたら、私の中で何かが壊れてしまうかもしれない。
怖くなった私は、勇気を出して、お昼まで休むことにした。

何をするでもないけど、自分のために、自分を大切にするために行動した。
たった半日、ゆっくり休んだだけだけど、ここで立ち止まれたことは本当によかった。

この日を機に、少し精神状態は復活した。
そして、改めて自分と向き合って、わかったことが2つ。

①自分を意識的に消している

入社して以来、変なことをして悪目立ちしないように、新しい環境に馴染もうと他人の目ばかり気にしてきた。
他人から見ておかしいことをしていないか、間違っていないか。
自分がどうしたいか、なんて考えることなく、とにかく会社やチームの正解を頭で考え、その正解に自分を合わせようと必死になってきた。
毎日ジャーナリングをして自分と繋がる時間を大切にしてきたが、自分から湧き出る気持ちに思った以上に蓋をしてきたのだと思う。
その結果、プライベートでも自分の気持ちがわからない局面が増えてきた。

他人軸で生きると他人に振り回されるからしんどい。
不慣れな仕事の中でまだまだ自分の意思を出していくことは難しいが、客観的に自分のこの状況を捉えらたことだけでも意味があったと思うし、自分の気持ちを塞いでいたフタを少しずつ開けて行けたらいいと思う。

②「仕事ができる」と言われてきた過去の自分の呪縛

前職の会社ではいわゆるいい大学を卒業した人間は珍しく、ずっと特別扱いだった。
会社で初めて海外研修に行ったし、最年少で管理職になったし、自分で言うのもおかしい話だが、たいてい「仕事ができる」と崇められてきた。
そのおかげで自分は仕事ができるんだ、と思い込んでいたし、仕事ができるからこそ存在価値があるのだと思ってきた。
(もっと仕事ができるようになりたい!と努力もしてきたけど)

管理職経験者として新しい会社に入り、仕事ができる人材であろうときっと期待されている。早く戦力になることを求められている。
そう思って、焦っていた。自分にプレッシャーをかけてきた。
期待に応えたくて、「仕事ができる」と思われたくて、そう見せようとしてきた。
そして自分も「仕事ができる」ことにこだわっていた。
存在価値がある自分であらないといけないと、自分を必死で大きく見せようとしていた。
でも現実は、初歩的な指摘を受け、前の私だったら。。。と落ち込む毎日。
私という人間は変わらないのでつい前職と比べてしまうが、評価は他人が決めることなので、前の環境と今の環境で評価が異なることは当たり前。
それに、評価が一番高かった時に新しい環境に移っているので、その評価が大きく下がって当たり前。
前職の自分、評価を捨てなければならない。その呪縛から自分を解き放つ時がきたと思った。

本当に自分の心と体を守れるのは自分しかいないなと実感する
きっと一生分の「情けない」気持ちになったし、36歳にしてこんな泣いて過ごす日々が来るとは思わなかった。

今苦しいのは、求められる当たり前のレベルが上がった証拠。
それだけ成長の可能性が大きいということ。
あのまま前の会社にいたらこんな苦しい思いをすることはなかっただろうけど、自分は仕事ができると天狗のまま、狭い世界しか知らない裸の女王様になっていたのではないかと思うと、恐ろしい。

悪しき仕事のやり方を指摘してくれ、新しい知識をどんどん教えてくれる上司がいることもありがたい。

3月は、自分を大きく見せることなく、素直な自分として頑張ろうと思った。

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