見出し画像

転職して6ヶ月経ちました!

4月で今の会社に入社して半年が経った。
3ヶ月の次は、半年を節目として目標にしてきた。
前任者が入社半年でメンタルダウンしてしまったと聞いていて、自分が半年耐えられるか不安だったので、ひとまず安心している。

年度末の3月、新年度始めの4月、とこの2ヶ月は本当にあっという間に時間が過ぎた。
ジェットコースターのような日々で記憶があまりないけれど、節目なのでnoteを残しておきたい。

5ヶ月目、3月前半は、業務過多と仕事の理解度の低さからミスが続き、自分の業務整理に課題があることが浮き彫りになった。
一気に業務を振られ自分が何をしないといけないか優先順位がつけられない状態に陥っていた。
上司がすぐに時間をとってくれ、一度立ち止まってすべて業務を洗い出して、整理した。

そんな状態の中、中旬まで上司に直接依頼されていたある仕事がなかなかうまく進められず、本当に精神的にしんどい日々だった。
初めてのことだらけだし、上司との関係性もできていないので、当初から完成形のイメージに大きなズレがあった。
そこから調整を続け、本当は2週間くらいで完成できるものを約2ヶ月かけて終了。
永遠に終わらない気がしたし、2ヶ月間ずっと心に重くのしかかって、逃げ出したい気持ちでいっぱいだったが、
いざ終わってみたら、この仕事を任せてくれた上司への感謝の気持ちが溢れた。
自分がやった方が早いし圧倒的に質も高く仕上げられるだろう、と途中で何度も引き取りたかっただろうに、
急かすことなく、何度も打ち合わせに付き合ってくれ、最後まで信じて待ってくれた。
何かを最後までやりきれた経験は人を成長させる。
きっとこれからも忘れられない仕事になった。

その仕事が終わったら本当に気が抜けてしまって、このタイミングで他の仕事も落ち着いたので、一気にやる気がなくなってしまった。(一種のバーンアウト状態かなと思う)
落ち着いている時期に色々先んじてやっておかないと、と思いつつ、またすぐ忙しくなることはわかっているので、落ち着いた時間を満喫することにした。

年度末の評価面談では、一定の評価をいただいたのと同時に、4月から担務替えすることになった。
新年度4月が始まるや否や、現状の業務と新しい業務でてんやわんや。
朝から晩まで打ち合わせで時間が埋まり、とにかく毎日仕事をやってもやっても終わらない。
「やりきったー!」ではなく、「あーあれもこれもできなかったけど、もう疲れたからここで終わろう」という終える日々が続いて、心が少しずつすり減っていく。
時間的に自分の生活が仕事に支配され、体力的に疲れる。
できるだけ睡眠時間を確保したいので、ジャーナリングなど自分のために使う時間を疎かにして、自分をどんどん蔑ろに。
そんな状態に気づきながらも止まれなくて、とにかくGWまで、と走りきった。

こんな状態だったが意外と精神的には元気だった、
業務量と対応可能時間のアンバランスは明らかなので必要以上に自分を責めなかったことと、
4月から異動で新しいメンバーが加わり、自分が感じていた違和感を同じように感じる人ができたことで、自分だけではないんだ、と孤独感から解放されたことが大きかったと思う。

半年経って思うことは、まだまだ知らないことが多すぎる!ということ。
転職経験者の人に、いつになったら会社に慣れたなーと思った?と質問すると、1年くらい、と答える人が多い。
え、半年くらいじゃないの?と思っていたが、甘かった。
半年なんて、何も知れない、何もわかれない。
入社して1ヶ月半くらいからずっと忙しく、千本ノックのようにたくさんの経験をしてきた。
できるようになったことはたくさんあるけれど、結局仕事のこと何も理解できていなかったんだ、という現実を突きつけられた。
そんな私に比べて4月に異動してきたメンバーは不慣れな部分がありながらも会社や自社商材を理解しているので、私からしたらすんなりチームに馴染んでいるように見えて、焦る。

そういう時は、「劣等生でいいじゃないか」と自分に声をかけられるようになった。
1つ前の記事で、仕事ができる自分であることに拘っていることを書いた。
もちろんそのこだわりを完全に手放せてはいないけど、できなくていいよ、素直になろう、と自分に声をかけている。
周りに質問しまくって、迷惑かけて謝り倒していたけど、「そんな謝らんでいい、知らへんだけやん」と友人に言われたことで、
そっか、能力の問題ではなく、知らないだけか、と今の自分を受け入れることができるようになった。

ただ、自分の仕事のやり方や思考法を変える必要があることも明確になったので、5月以降は以下のことを実践したい。
・完了主義になる。一つのことをやり始めたら、最後までやりきってから次のことをする。
・ベストなタイミングは「今」。「あと」ではない。
・自分で仕事の締め切りを作る。取り掛かる前に目的整理とブレイクダウンの時間を取る。そして、開始と終了のデッドラインを決める。

私は注意力散漫で完璧主義、他人の目を必要以上に気にする怖がり。
でも、仕事は結果がすべて。つまらない過剰な自意識は捨てなきゃいけない。
自分に染み付いた癖を直すことは難しいけど、しばらく業務量と対応可能時間のアンバランスな状態で走り続けないといけないし、
今の会社の中で自分が成長していくために頑張ろうと思う。

最近友人たちと転職後どう?という話をする機会が多い。
転職前も転職後も結局業務過多で長時間労働をしているので、環境ではなく自分の働き方、マインドが原因なことがわかってきた。

自分で分析した結果としては、
・自分への期待値が高いから、まだまだ!と自分の高い理想に向かって頑張る。
・頑張っても自分の目標を超えることはないから、自分に合格点が出せない。
・逆に自分は高い目標を立てることでまだまだ!と思って頑張ることで人並みだから、わざとそう設定し、自分をドライブしている。

また詳しく記事を書きたいけれど、この話をしたときに、友人に自己分析が深くなっている、と言われてなんか嬉しかった。
入社以来、目標を見失いたくなくて日報、週報を書いて1週間の振り返りをして、1ヶ月の振り返りをしている。
自分と向き合い、定期的に思考を言語化する時間が圧倒的に増えていることが要因だと思う。

どうすれば自分の力が発揮されるのか、自分はどういう性格で、どういう行動をとってしまうのか。
自分への理解が深まってきているからこそ、大切にしたい部分と、先に記載したみたいに成長するために変わりたい部分が見えてきている。

半年経って思うこと、もう一つは、前職が自分の働く姿勢に与えた影響は大きいが、その影響の具体的な内容は、いざ違う環境に身を置いてしばらく経ってみて、よくよく自分を観察しないとわからないということ。
例えば、私の場合で言うと、私は上司に自分をアピールすることが苦手なのだけど、
それは前職では特別扱いで過大評価されてきた(という自己評価)ので、アピールなんて必要なかったし、
必要以上に目立ちたくなかった。
あとは、積極的にこれやりたい!と発言することも苦手。
発言すると全て自分に仕事が回ってきたから。働く人ほど損するから、と仕事に対して素直にやりたい!なんて言ったことがなかった。

組織や上司に争うことが生きること、働くことだと思ってきた。
条件反射のように歪んだ捉え方をする、ひねくれた対応をする。
14年の社会人生活で染み付いた習慣は、環境を変えたからこそ気づいたことだった。

正直、この半年、辛くてしんどかった。
今まで積み重ねてきたものは全て意味がないように思えたし、迷惑ばかりかけて全く会社に貢献できなくて自分という人間にこれっぽっちも価値がないように思えた。
30代後半でこんな思いをするのか、と絶望したこともあったけれど、
今、こんな思いができてよかった、とも思う。
転職しなきゃよかった、とは1回も思ったことはない。
あの時、あのタイミングで、勇気を出して行動してよかったと思う。

次、また3ヶ月後の節目に向かって走る。
先に書いた行動変革がどれくらいできるか。どれだけ成長できるか。

それと同時に、ただがむしゃらに走るのではなく、ちゃんと目標を明確にしたい。
その目標のために今走っているのだ、と実感したいからライフログスクール7期生になることにした。

仕事、ライフログ、プライベート。。。やっと2022年が始まる感覚!(遅い)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?