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【つぶやき】悪意のない呪い

"顔色悪いよ"
この言葉を呪いだと思ってしまうのは
私だけだろうか?

そのありがたい心配は相手の不安を煽り
健康な人さえ不健康にしてしまう
可能性すら秘めていると私は思っている。

この言葉をかけられるたびに
いつも思っていたことだが、
久々にこの言葉をかけてもらったので
改めて自分の考えを記録しておこうと思う。

一つ言っておきたいのは、
心配するほど気にかけてくれている
と言うことは本当にありがたい事である。
ただ、心配ではなく信頼してもらえたなら
どんなに心強く、さらにありがたいことだろうか。
とも思うのである。

もちろんこれは押し付けるものでもなければ
それが正解と言うわけでも絶対にない。
ただ単に私の中のちっぽけな正解なのである。

母がすごいなと思うのは
人間であれば誰しも少し疲れていたり
あまり体調が良くないときがあると思う。
でもいちいちそれを誰かに伝えはしない。
それなのに母は特殊能力を持っているのか、
単なる異常な心配性なのか、
"どこか具合が悪いんじゃないの!?"
と悪気のない呪いをかけてくる。
すでに具合が悪い前提である。

でも、この心配性のおかげで私は今まで
大きな病気やケガもせず
ここまで生きてこれたのかもしれない。
これには感謝しかないが、
呪いをかけるのはやはりやめて欲しいと思うのである。

では、この呪いをかけられたとき私はどうするのか、
その答えは、
"自分の顔色は自分で決める"  
"具合が悪いかどうかは自分が決める"
という事だ。
他人がどう言おうと
自分の体は自分が一番よくわかっている。
だからそのようなときはいつも、
心配に思ってくれる気持ちだけを
ありがたくいただき、
悪気のない呪いは受け取らない事にしている。

もしこれを読んでくださった人で、
他にも呪いの言葉を知っている人がいれば
ぜひ教えてほしい。

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