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「世界一やさしいチョコレート」の開発者に何がやさしいのか聞いてきました。

テレビ番組で目にした「世界一やさしいチョコレート」

以前から気になっていたチョコレートandew(アンジュ)。

チョコレートって、スイーツの中でも格が高いというか、特別感がありますよね。
(完全に勝手な格付けですが・笑)

サロン・ドゥ・ショコラだの、ビーン・トゥー・バーだのと紹介され、雰囲気で思い込まされている部分もあるかもしれませんが。美味しいだけでなく、なんだかお洒落でワクワクするし、ポリフェノールも豊富で健康効果まであるし、贈ったり贈られたりで盛り上がるし。

で、andewは「世界一やさしいチョコレート」がキャッチフレーズ。

「え?どんな?」となりました。

作ったのは現役医大生

このチョコレートは、

●やわらかくてなめらかな口溶け
●成人女性が1日に必要な栄養素の1/3量を意識した栄養価(2枚で)
●乳・卵不使用、小麦粉不使用、白砂糖不使用、保存料・着色料・香料不使用

北海道大学の現役医大生、中村恒星さんが、「表皮水疱症」の患者さんにも食べてもらえるチョコレートとして開発したチョコレートなのです。

「表皮水疱症」は少しの刺激で表皮に水疱ができてしまう病気。食べ物の刺激で口のなかにも水泡ができたり、痛みで食べることにも苦労する病気です。

その病気の方でも、口の中でなめらかに溶けるチョコレートなら食べてもらえる。チョコレートは、いろいろな食材を混ぜて栄養価をアップしやすい。そして何より、自分もチョコレート好き!ということで開発に踏み切ったのだそうです。

大切な人に贈りたいチョコレート

ところが!いざ販売開始してみると、購入してくれるお客さんは、「食べるのが困難な人」本人よりもむしろ、その人の「隣にいる人」だったのだそう。「隣の人」とはつまり、家族や友人、同僚など、周りにいる人のこと。

このチョコレートの特徴を知って、

「あ、病気の友人に贈りたいな」とか、
「硬いものが食べられないウチのおばあちゃんと一緒に食べよう」とか…

食に難のある「誰か」を想って買ってくれる人が多いのだそうです。

そんな優しい気持ちを思い出すチョコレート。優しさを伝えるチョコレート。
そういう意味で「世界一やさしいチョコレート」なんですね〜♡

「病気を抱えて困っている人がいる」ということにみんなが気がつき、そういう人たちに優しく接することができる社会になることを願う中村さん。
ただでさえ国家試験を控え忙しいのに、志高く立派な若者です。(しかもイケメン!)これからも頑張ってください。

タブレットだけでなく、ガトーショコラやチーズケーキも美味しいと評判です。興味のある方はサイトチェックしてみてくださいね。

アンジュ公式サイト
https://andew.co.jp/

中村さんへのインタビュー記事はこちら
https://what-to-eat.jp/andew/


What to Eat?
チョコレートは気持ちが上がる↑食べ物ですね。


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