【Tableau】関数メモ(DATEPART)

  • DATEPART
    指定された日付の一部分を整数で返します。
    <構文>
    DATEPART(暦の単位,日付,[週の始まり])

◆使用例
例えばオーダー日が入っているデータから、年だけ取り出したい場合。

オーダー日


1.計算フィールドを作成します。
DATEPART('year',[オーダー日])

日付から年だけ取得


2.作成した計算フィールドを行に追加すると、オーダー日から年だけ取り出すことができました。

〜省略〜
オーダー日からオーダー年だけ取得



(おまけ1)
1で作ったDATEPARTの計算式を利用し、[オーダー日]が2016年だった場合のみ、[売上]を表示する条件式を追加すると、2016年のみのカテゴリ別売上を表すグラフを作成することもできます。
(これだけであれば、オーダー年でフィルターすればできる表現ですが…mm)

オーダー日が2016年の売上のみ取得する
カテゴリ別2016年の売上

参考:https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/functions_functions_date.htm#datepart


(おまけ2)
Optionキーなど何も押さず、「オーダー日」をドラッグ&ドロップで行に入れると年単位のオーダー日が入ります。UI上で簡単に何の意識もせずやっている操作ですが、中身を少し意識してみました。

年区切りのオーダー日がセットされていますね

行にセットしている値をクリックして見ると「DATEPART」で、年で指定されたオーダー日の一部分が返されていることが分かります。


ここで年月毎のオーダー日に変更してみるとどうなるでしょう。


当然、年月毎の値に変わりますが、関数も「DATEPART」→「DATETRUNC」に変わっています。

  • DATETRUNC
    指定された日付を date_part によって指定された精度で切り捨て(丸め)ます。
    <構文>
    DATETRUNC(暦の単位,日付,[週の始まり])

簡単な操作でも、使われている関数をよく見てみると理解が深まり面白いです。

参考:https://help.tableau.com/current/pro/desktop/ja-jp/functions_functions_date.htm#datetrunc

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?