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秋風は立ち始めるのだろうか #いちにちコトバ

今日は早速、#いちにちコトバ (30分言葉と向き合う時間&note)をスタートします!

諦める

諦める
覚悟:ある事態を予期して心を決めること。(決死の覚悟)
観ずる:悟ってあきらめる。(世の無常を観ずる)
観念:心静かに考えてあきらめること。(もうだめだと観念する)
悟る:迷いを振り払って理解する
諦観(ていかん):あきらめて超然とした態度をとる。(人生を諦観する。)
諦念(ていねん):あきらめの心。(前途に諦念を抱く)

覚悟って、「ある事態を予期」するのかぁ〜と。予期できない世の中のことが多いから、もう何があっても受けとめて、受け入れて、進むことが覚悟なのかなぁ〜とも思っている。(予期できないから、予期できる前提の言葉なのか...と。)

人生を諦観するっていう例文は、少し残念。

カタカナ:ギブアップ(降参)・リタイア(危険)
やわらか:見限る・放り出す・投げる・投げ出す・お手上げ・泣き寝入り・見切りをつける・手をひく・匙(さじ)を投げる
オノマトペ:きっぱり・あっさり・渋々・やむなく・泣く泣く

明らかにして諦めることは、良いことなのかなと思っている。

「諦める」という言葉を読みながら、為末大さんの「諦める力」という本が好きだったのを、思い出した。


休職中に読んで励まされた本だった。

あと、堂島孝平さんの「ハジメテのハジマリ」の歌詞。「おわらせることからはじめよう」「おわらせることから生まれよう」は、1月31日のLIVEで初めて聴いて、明るい曲調なのに、言葉は重く、何かを訴えられているような気がして、ドキッとしたのを覚えている。色々なことに手を広げすぎてしまう自分にとって、始める前に、何かを終わらせることは、とても大切だと感じたからだ。

飽きる

飽きる
屈託:疲れて飽きること(ありふれた日常に屈託する)
倦厭:飽きて嫌になること(倦厭の情にたえない)
倦怠:飽きてものうくなること。
食傷(しょくしょう):同じものの繰り返しに飽きる。(その話題には、食傷気味だ。)
辟易(へきえき):しつこさにうんざりすること。(自慢話に辟易する)

「屈託のない笑顔」のフレーズで「屈託」に触れていたので、「屈託」が「疲れて飽きること」の意味で少し驚いた。

辞書に載っていた熟語で、飽食(飽きるほど食べること)して飽満(飽きるほど食べて、満足)するっていいなって思った。笑

やわらか:秋風が立つ・飽き飽き・倦む(うむ)・鼻につく・三日坊主
オノマトペ:うんざり・げんなり

秋風が立つの表現は初めて知った!意味を調べると「(「秋」を「飽き」にかけて)男女間の愛情がさめる。秋風が吹く」「仲がよかった男女が、関係にいや気がさしてひびが入ることをいう。」ふむふむ。少しおしゃれな表現だなぁ〜と。

会話例がいいなと。

「どうもうまくいってないらしいよ、あの二人」「あんなに仲がよかったのにか」「そろそろ秋風が立ち始めたってところさ

「ヒビが入ったらしいね」と言わず「そろそろ秋風が立ち始めたってところさ」ってオシャレすぎる...。

倦む(うむ)は「同じ状態が長く続いて、いやになる。あきる。」とのこと。

鼻につくは、うっとうしい状態のイメージだけを持っていたのですが「飽きて嫌になる。」という意味もあるんですね。

言葉については、今日はこの辺で!

そういえば、今日人との距離感について、難しいなって思って、ふとツイートしたのでした。

そんなにはっきり境界線があるわけでもなく、何か名称をつけるわけでもなく、常にグレーの色合いの中で、濃くなったり薄くなったりすれば良いのかなって思ったり。

今日お話を聴いた人には「人間関係は靄(もや)みたいなものだよ」って教えてもらって、「そっか、そんなに決めつけなくても良いのかな」って思ったり。靄(もや)であり、霧(きり)の中みたいな世界なのかもしれないなぁ〜と。

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