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丸尾康弘 「大好きな桜井さん」 2022.05.08

私は造形大の13期生になりますが学生の頃は石を彫っていました。当時は石を彫る学生も多くて先生もたくさんおられました。桜井さんは新制作に出している方だとお聞きしていました。黙々石に向かってられました。私や私の友人(鈴木厚)は桜井さんの温かいお人柄にすぐに魅了されました。その場に一緒にいられるだけで嬉しかったんです。大学を卒業して 展覧会をやると足を運んでいただき適切な意見を言っていただいたのを思い出します。 群馬に引っ越してからはお会いする事もなくなりましたが、たまにどうしていらっしゃるかなぁと思い出すこともありました。当時石彫をやっていた先生や先輩はどちらかというと恐い印象の方が多かったんです。そんな中で桜井さんは大変柔らかな印象がありました。

 

 真面目だけど言葉の端々にユーモアを感じました。 私が大学を卒業してすぐの頃桜井さんが八王子で個展をされたのを見に行ったことがあります。色んな作品があった様に思いますが、その中に猫の石彫だったと思いますがそれが印象的だったのを思い出します。半分遊びの様な感覚で作ってられて、でもそれがとても魅力的で、ひょっと出された桜井さんのユニークな面が出ているようで大好きでした。けして自分を誇示するところはなく真面目でシャイな方だっと思います。

牛とこども
桜井敏生との新たな繋がりは、NishiIma25で開催されていた
金原寿浩「海の声ーいまだ波高し」
この作品に添えられいた名前が桜井敏生だったこと
金原寿浩展
2022年4月9日ー6月12日までNishiIma25にて開催


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