【ゆうこ・議会】大船渡市のデジタル化について


今日は市政調査会研究会が開かれ、大船渡市のデジタル化の取組について、今年度から係から室となった、ICT推進室の職員さんから説明をいただきました。

今日まで、震災復興を優先してきたこともあり、県内自治体に比べても行政のデジタル化は遅れている現状であるが、震災から10年目を迎え、住民の利便性の向上、庁内事務の効率化を目指し、これから全庁的な取組として進めていくとのこと。

しかし、デジタル化が進んでも、職員さんの事務量だけ増えては意味がありません。
一番大事なことは、デジタル化の前に、その事務が必要であるか否かの見極め。行政事務の選択と集中の必要があるということを当局からお示しいただき、安心しました。

国が打ち出している「デジタルガバメント」
これらが実現されれば、各種申請が役所に行かずとも自宅でスマホから操作ができる、死亡届などの手続きなど役所の窓口を何件もまわらなくてもいいなど、市民にとってのメリットは沢山ありますが、そのためには、市民のみなさん個々のマイナンバーカードの普及が必要のようです。
https://www.kojinbango-card.go.jp/
*マイナンバーカードについてはあらためて

一方で、市民サービスのデジタル化を進めるにあたっては、デジタル関係が苦手で恩恵が受けられない市民の方も想定されることから、そういった方も取り残すことなく、きちんとしたケアも行っていくとのことも説明もありました。

先輩議員からは、「地方であるからこそ、デジタル化を進め、市民サービスの向上を目指してほしい。せっかくなら一番になるくらいの気持ちでデジタル化を目指すくらいでもいいと思う」との意見がありました。
本当にその通りだと思います。
一般質問の時にも議論させてもらいましたが、10年・20年先を見据えたとき、スマホを自由に操作できる世代が格段に増えます。
そういった、次世代を見据えても、今から準備は必要です。
行政事務もさることながら、市民向けの行政情報発信も後回しにすることなく、検討いただきたいと繰り返し意見しています。
そうでなければ、他から取り残されると私は思っています。

時代の流れにあわせた行政運営を目指していただき、市民サービスの向上につながるよう、声を上げていきたいと思っています。

#大船渡
#大船渡市
#佐藤ゆうこ
#佐藤優子
#市議会議員
#女性議員
#デジタル化
#マイナンバーカード

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?