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中学時代の経験は人格形成に影響していると気づいた話

最近、中野美紀子さんの
オンラインシェアハウスのおかげで、
自分という人間について改めて考えたり
気付かされたりすることが多いです。

心の声に従ってきた人生

シェアハウス内で、私は「先生」と呼ばれています。

なぜなら、入ってわりとすぐに、
各自『自分史』を振り返って、
有志でシェアする機会があったのですが、
そこで私の生き様を聞いた美紀子さんが、
「先生やわ」と言ってくれたから。

美紀子さんは、ビジネスで結果を出すために
もの凄い努力もされてきた方で、
そういう時期も経験した結果として今、
「生きたいように生きる」人生を歩まれています。

私は、いつの頃からか自然と、
心の声に従って生きる、ということをしていて、
(自分的にはそれしかできない、という感じで
そんな自分にダメ出ししてたのですが、)
「○○すべき」という考えで動くことが少なく、
そこが「先生」と呼ばれる所以みたいです。笑

だけど「自分」は隠してきた

やりたいようにやってきた私でしたが、
友人や知人に対しては、あまり
「ありのままの自分」を出さないようにして、
「普通の人」を装って生きてきました。
(普通って何やねん、という話はおいといて)

強く自分の意見や想いを主張することは
「避けてきた」という言い方が適切かな。

例えば、ルールに従ってるか従ってないか、
みたいな誰から見てもわかりやすいことでは、
「それは間違ってるよ」という主張はできるし、
食べ物は何が好き?みたいな、
何を言っても差し障りのないようなことだと、
自分の好みをハッキリ言うことはできます。

でも、例えば今ならコロナに対する考え方、
どこまで気をつけるのか、みたいな話だと、
それぞれ人によって意見は異なると思うし、
そういう場面で「私はこう思う」と
自分の意見を主張することは苦手。

相手の意見を聞いて、ハッキリ賛否は言わず、
なんとなく同調している雰囲気を出すのが得意。笑

やりたいと思ったことはすぐに行動に移すので、
ハッキリしたタイプだと思われていて、
まさか意見を言うのが苦手なタイプだとは
思っていない人が多いんじゃないかなー。

「浮かないように」している自分に気がついた

自分のやりたいこと・やりたくないことが
ハッキリ明確な人の場合、日本社会に
馴染めないことも少なくないと思います。

現に、それで海外へ行った人も知ってるし。

私自身、オーストラリアやアメリカでは
とても暮らしやすいように思いました。
(もちろん何年も暮らしたわけではないので、
数ヶ月で受けた印象でしかありませんが。)

そんな私がなぜ、日本でずっと暮らせてるのか。
ドロップアウトすることもなく、
自分のやりたいことはやりつつ、
「無難に」暮らせているのか。

なぜ気づいたのかもう忘れましたが、
冒頭にも書いたとおり、
最近は自分について考えることも多く、
ある日、ふと気がつきました。

私、「浮かないように」振る舞ってる、って。

地球人のふりをしている宇宙人だったのです。

いつの間にか、地球人としての振る舞い方、
日本人としての振る舞い方を覚えて、
バレないように演じていたみたいです。

演じるようになった背景

じゃあ、それはなぜ?いつから?と
じっくり考えたわけではないのですが、
またふと気付きました。

たぶん、宇宙人の多く集まるシェアハウスにいて、
本来の自分を思い出し始めたんでしょうね。

私の「浮かないように」の背景は、
たぶん中学時代にまで遡ると思います。

↑この記事で書いたとおり、中学2年生の時、
クラスのほとんどの女子と口を聞いてもらえない、
という1年がありました。

「おかげで複数のコミュニティに所属することの
大切さがわかったわー」なんて
ポジティブな受け取り方しか
していなかったのですが、
実はこれが「地球人のフリ」の原点でした。

結局、何が原因だったのかわからないのですが、
私の何かしらの振る舞い・態度が
クラスの女子ボスの気に触ったんだろうな、
というのはその時から感じていました。

中1の時は、のびのび好きなようにしていましたが、
2年でそんなことがあったので
「素の自分でいてはいけない」と感知し、
それ以降は「浮かないように」と
振る舞うようになった、というわけです。

地球人になった宇宙人

それから30年。演じ続けていたのだと思います。
なかなか根気があるね、私。笑

30年の振る舞いは、もうすっかり人格の一部です。
今更、止めることはできないと思います。

別に、これはこれで悪くない。
この振る舞い、この人格のおかげで、
今も日本人として暮らせているんだもの。

本当は宇宙人なのにも関わらず(笑)

ポジティブに受け取ろうとしながらも
心のどこかで「闇」と感じていたあの経験。

今やっと、本当の意味で受け入れられました。

地球人のフリをするきっかけをくれたあの1年と、
「アンタ宇宙人でしょ。正体バレてるよ」と
教えてくれたあの女子ボスに感謝しながら、
宇宙人の私も可愛がりながら、
これからの人生、ますます「自分らしく」
生きていけるといいな☆

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