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とりあえずやってみる理由

クラブハウスを通じて世界ワールドピッチコンテストを知ってノリで申し込んだところ、日本のファイナリストとなりました。

今現在はまだ資本を募る段階ではないため、コンテストへの参加目的としては多少ズレがあるかもしれませんが、参加することに意義がある!と思い、連日のブートキャンプに参加しておりました。

1日5時間! ×二日間+1.5時間+ 2時間のオンラインサポート、書類作りは連日夜中の2時までの日々が続きました。そして、とても素晴らしいことに、イベント主催側からメンターをそれぞれつけてくれ、私のメンターはスタンフォード大学の教授となりました!教授はベンチャーキャピタルのパートナーも務める、シリコンバレーの大ベテラン。出会いに感謝!

希望者があらかじめ予約をしてこのメンターの方と一対1でお話しができたのですが、それぞれ1時間枠のところ、私は全員のブッキングを待ち、最後の時間枠に予約を入れておりました。後がいない=許されるならば1時間以上の時間が取れる。そう思っておりました。

会話の初めから、君のスタートアップにとても興味があったんだと仰ってくださいました。本題はピッチの練習とそのフィードバックなのですが、私の希望で何を話しても良いとの事だったので、自己紹介に時間をかけ、シリコンバレーのVCはどのような考えを持っていて、どのように動いているのかなどと質問をさせていただいておりました。教授の自己紹介も深くしてくださったので、非常に興味深く、こんな会話を交わしました。

私:「どうしたらあなたのようにスタートアップをサポートする立場になれるか知りたいです。教えていただくことはできますか?そのかわり、私からは今もっている知識と日本にいる物理的なメリットを提供できると思います。」

教授:「それは一緒にビジネスをするチャンスがあるってことかな」

私:「はい面白そうな何かがあったらやってみるのが私たちアントレプレナーだと思いませんか?」

教授:「その通りだよね。」

これを機会にビジネスお友達として定期的に話をしようということになりました。

私:「あなたはスタンフォード大学の教授で、ベンチャーキャピタルのパートナーという大きなバックグラウンドがあります。これはすでに素晴らしいブランドだと思います。」

教授:「私の目から見ても、君のバックグラウンドは素晴らしく申し分ないですよ。丁度日本には誰もパートナーが居なかったんです。是非何か一緒にやりましょう!」

と仰って下さいました。

これからいろいろ話をして、私の事業をより深く知りたいと仰って頂いたのでまずはピッチを見て頂き、フォントや単語を変更したマイナーチェンジはあったものの、全体的に良くできているとお褒め頂き、少し自信が付きました。

そして、教授が動いているプロジェクトについて見ておいて欲しい、ということで書類をシェアして頂き、この中で思いついたことがあったなら声をかける事になりました。
なんとスタンフォードの大学教授として彼の教え子にはGoogleの創始者、ラリー・ペイジが居たそうです。

私のピッチに対してアドバイスを多くいただき、一通り終えた後、またビジネスに関するおしゃべりをしてトータル2時間話をさせていただきました。この出会いにとてもワクワクしています。ノリで申し込んだピッチコンテスト、これがなければこの出会いは実現しなかったのです。
どうなるか、この先は全く分かりませんが、”今までやったことがない事をとりあえずやってみる”のはとても面白いワクワクをもたらしてくれると思います。

因みにコンテストは海外勢に総ざらいされるという、日本大会で日本人は誰も入れなかったという結果となりました。これも勉強ですね。仲間も出来ましたので、大きな経験に感謝です!

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