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物事の実現化に欠かせない星、水星

 よく12星座占いで使われている星座は、私たちが生まれた時に太陽が位置していた星座。そして、それが意味するところは、「自我」「人生の目的」「未来へのエネルギー」(人生の向かいたい先)であると言われています。

 現実社会を生きていく中で、星読み的には、この太陽星座の意味する人生の目的や未来を自分らしく実現させるためには、自分の様々な天体の力を認識し、集結させる必要があります。

 今回はその中で、太陽の側でいつもサポートしてくれている水星について、取り上げようと思います。

1. 水星とは

 まず、水星について、少し基礎情報を記載しておきます。

 公転周期は約90日。太陽系の天体の位置関係は、「水・金・地・火・木・土・天・海・(冥)」でお馴染みの通り、水星は最も太陽に近い天体です。そのため、水星星座は誰もが、自分の太陽星座と同じか、1つ前か後ろの星座になっています。例えば、太陽星座双子座の人の水星星座は、牡牛座か双子座か蟹座のいずれかになります。

 自分の水星星座がわからない場合は、下記で無料でホロスコープを作成できます。

https://www.astro.com/horoscopes/ja

2.水星の持つ意味、役割

 水星の持つ意味は、「知性」「コミュニケーション」

 物事を理解したり、伝えたり、具体化するときに使うのが水星です。

 向かいたい先(太陽星座)だけあっても、なかなか物事を実現するのは難しいですよね。向かいたい先に辿り着くために、どのように現状を理解し、自分が発信、周囲とコミュニケーションを取り、動いていけばよいかを考える役割、それが水星です。

 そして少し余談ですが、星読み的には、水星は人間の7歳~15歳の年齢域ともいわれています。年齢域とは、人間の発達段階と天体をリンクさせる考え方で、小学生や中学生の時期(7歳~15歳)が、興味のあることの情報を集めたり、人に伝えてみようとする知性やコミュニケーション能力が一番発達する時期、つまり「水星期」であるというものです。詳細については、またこれも面白いので別の機会に紹介しようと思います。(※)

3.12星座別水星の持つ力

 水星星座の持つ力をキーワードベースであげてみたいと思います。12星座の持つ意味を水星寄りに(水星の役割を意識して)表現しています。

■ 牡羊座:スピーディな対応、積極的な働きかけ

■ 牡牛座:じっくり丁寧に納得いくまで取り組む

■ 双子座:マルチタスクで取り組む、情報収集、空気(流行り)を読む

■ 蟹座:相手の気持ちに寄り添う、共感を呼ぶ発信

■ 獅子座:自分の目的を明確に、自分の才能や存在感を発揮

■ 乙女座:人の役に立つかを考える、分析する

■ 天秤座:相互のやり取り、調和を取る

■ 蠍座:物事をとことん深く追求、プロ並みに

■ 射手座:自身の可能性を広げるインプット、発信

■ 山羊座:目標実現のための計画を立てる、着実に実行

■ 水瓶座:独自の世界観を発信、多様性を認めながら協調

■ 魚座:感覚的に捉える、アートな分野で表現

 

 自分の水星星座の特徴を意識して、過去の自分の成功パターンや失敗パターンを振り返るのも良いですね。ここでの「成功」とは「自分らしく」在れたかです。

 今、未来に向け成し遂げたい夢がある方は、ぜひこの太陽をサポートしてくれる水星を活かしてみてください。小さなことでも、大きなことでも、きっと自分らしく成し遂げる助けになってくれると思います!


(※)後日こちらの記事に紹介しています。



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