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星読みのあれこれ

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新月満月読み、四季図読み以外の記事一覧
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#西洋占星術

自分だけの一年の節目、ソーラーリターンの活かし方 2024年ver

 ハッピーソーラーリターン!  ということで、またまたやって参りました(笑)。  自身の誕生日付近で毎年恒例(※1)の、ソーラーリターン図読み。今年もやっていきたいと思います。お付き合いいただける方は、よろしくお願いします♪  まず、ソーラーリターンとは、「太陽回帰」のこと。  自分が生まれたときの太陽の位置に、太陽が帰ってくる、一年に一度の節目、つまりお誕生日(※2)のことです。  ソーラーリターン図を読むことで、この先一年の見通しが立てられる、そんな役割も。  今

自分だけの一年の節目、ソーラーリターンの活かし方 2023年ver.

 ”Happy Solar Return !"(ハッピー ソーラーリターン!)  毎年恒例のこの季節(?)がやって参りました。  ソーラーリターンとは、「太陽回帰」のこと。  ホロスコープ上、自分の生まれたときの太陽の位置に、太陽が帰ってくる、一年に一回の節目。お誕生日のこと(※1)です。  つまり、単に自身の誕生日がこの時期なので、毎年このタイミングで、このネタを記事にしている(※2)だけではあります(笑)。  今年も、ソーラーリターン図の読み解き方、活かし方を、

冥王星が動く!風の時代、本格化

 2023年3月24日、約240年ぶりに冥王星が水瓶座に入ります。  冥王星は1930年に発見された、意外と新しい星。約240年ぶりに!なんて、書きましたが、発見されてからは初の水瓶座入りです(笑)。  今回は、このなかなか動かない星、冥王星が動くことの意味、私たちにもたらすものを、読み解いてみたいと思います。 1.  冥王星とは まずは冥王星の基礎情報。  太陽系の位置関係は、「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」でお馴染みの通り、冥王星は太陽から、そして地球からも

土星がくれる、人生の転機。いつ?どんなもの?

 土星は星読みでは、しばしば「試練の星」、「土星先生」なんて表現をされることがあります。  私は自身の出生図のアセンダントの守護星(※1)が土星だからか、人生で一番影響を受けている実感もあるので、今回はこの土星について紐解いていきたいと思います。 1.土星とは まずは土星の基礎情報。  太陽系の位置関係は、「水・金・地・火・木・土・天・海・(冥)」でお馴染みの通り、土星は太陽から、そして地球からも遠い星です。  公転周期は約29年、星読み的には一つの星座に約2年半滞在

自分はいま、どの天体の年齢域?どんな時期にいるのかを知ろう

 星読みでいつも読み解く、10天体(月、水星、金星、太陽、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)は、私たち人間の発達段階とリンクしていると言われています。  私たちには、それぞれの天体の特性を発達させる、そして発揮しやすい年齢域があり、自分が「今」どの天体の年齢域かを知ることで、人生でどんな時期なのかを改めて知ることができます。(もちろん過去を遡って検証するのもよし)  今回は、この天体の年齢域(※1)について紹介したいと思います。 1. 月 (0-7歳) 月は「本

自分だけの一年の節目、ソーラーリターンの活かし方

 占星術師たちは、”Happy Birthday!”の代わりに、”Happy Solar Return !"(ハッピー ソーラーリターン!)とお祝いをするとか。  ソーラーリターンとは、「太陽回帰」。ホロスコープ上、自分の生まれたときの太陽の位置に、太陽が帰ってくる、一年に一回の節目。つまり、お誕生日のこと(※1)。  自身がそろそろソーラーリターンを迎えるということもあり、この「太陽回帰」、誕生日をどのように活かしたらよいのか、星から読み解いていきたいと思います。 1

自分だけの一年の節目、ソーラーリターンの活かし方 2022年ver.

 ソーラーリターンとは、「太陽回帰」。ホロスコープ上、自分の生まれたときの太陽の位置に、太陽が帰ってくる、一年に一回の節目。つまり、お誕生日のこと(※1)。  占星術家の中には、三年先、五年先まで自分のソーラーリターン図を読み解いて、目標設定する人もいるとか。  そんな人生の指針をくれる、ソーラーリターン。自身がまたまた(※2)ソーラーリターンを迎えるタイミングということもあり、この「太陽回帰」、誕生日をどのように活かしたらよいのか、星から読み解いていきたいと思います。

2023年3月7日、土星魚座入り!〜2年半抱えてきたテーマからの解放、次なるテーマは?〜

 星の一大イベントとなった“グレート・コンジャンクション”(※1)から約2年半。  2023年3月7日、いよいよ土星が水瓶座から魚座へ移動します。    今回の土星水瓶座期から魚座期への移行が、私たちにどんな影響をもたらすのか、読み解いていきたいと思います。 1.  土星とは 土星の公転周期は、約29年、星読み的には一つの星座に約2年半滞在し、約29年で同じ星座に戻ってくるとされています。  また、「試練の星」「土星先生」なんて呼ばれることもある土星。  その意味する

2022年5月11日、木星牡羊座入り!

 2022年5月11日、「発展と拡大」の星、木星が12星座最後の「魚座」から最初の「牡羊座」に移動し、2022年10月28日まで滞在します。  木星の牡羊座入りは、2022年の一大イベントのひとつ。私たちにどのようなものをもたらすのか、星から読み解いてみたいと思います。 1.  木星とは 木星の基本情報について、過去の記事でも触れたことがありますが、ここでも少し記載しておきます。  太陽系の天体の位置関係は、「水・金・地・火・木・土・天・海・(冥)」でお馴染みの通り、太

物事の実現化に欠かせない星、水星

 よく12星座占いで使われている星座は、私たちが生まれた時に太陽が位置していた星座。そして、それが意味するところは、「自我」「人生の目的」「未来へのエネルギー」(人生の向かいたい先)であると言われています。  現実社会を生きていく中で、星読み的には、この太陽星座の意味する人生の目的や未来を自分らしく実現させるためには、自分の様々な天体の力を認識し、集結させる必要があります。  今回はその中で、太陽の側でいつもサポートしてくれている水星について、取り上げようと思います。

星から自分のエネルギーのベクトル、行動パターン、価値観を知る

 12星座から自分の「エネルギーのベクトル」「行動パターン」「大事にしたい価値観」を読み解くことができます。  以前の記事で、12星座の「2区分」「3区分」「4区分」については機会があれば、としていたので、今回これをテーマに少しシンプルにご紹介したいと思います。 1.「エネルギーのベクトル」は2区分で見る 12星座は大きく「男性宮」「女性宮」の星座に分けることができます(2区分)。 男性宮:牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座 女性宮:牡牛座、蟹座、乙女座、

自分にとって2022年はどんな年?年運のキーマン、「発展と拡大の星」木星

 年末に話題になる、星占いの翌年の運勢。その多くは、自分の太陽星座に対して、木星がどの位置にあるかを中心に、リーディングされています。  今回はそんな1年のキーとなる、木星について、紐解いていきたいと思います。 1.木星とは まず、木星について、少し基礎情報を記載しておきます。  太陽系の天体の位置関係は、「水・金・地・火・木・土・天・海・(冥)」でお馴染みの通り、太陽からは地球より遠くにあり、その距離は太陽から地球までの約5倍。  そして、公転周期は約12年。つまり