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星から自分のエネルギーのベクトル、行動パターン、価値観を知る

 12星座から自分の「エネルギーのベクトル」「行動パターン」「大事にしたい価値観」を読み解くことができます。

 以前の記事で、12星座の「2区分」「3区分」「4区分」については機会があれば、としていたので、今回これをテーマに少しシンプルにご紹介したいと思います。

1.「エネルギーのベクトル」は2区分で見る

 12星座は大きく「男性宮」「女性宮」の星座に分けることができます(2区分)。

男性宮:牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座

女性宮:牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座

 男性宮のキーワードは「能動的・論理的・表現する」、自分らしさを外へ表現していく性質。

 対する女性宮のキーワードは「受動的・直感的・受け入れる」、相手や何かを受けて自分を表現していく性質。

 これはどちらが良い悪いではなく、エネルギーのベクトル(意識や関心の向かう先)が前者は自分の「外」、後者は「内」ということになります。

 自分の太陽星座がどちらなのか、また10天体すべて調べ、そのバランスを見ると、より詳しく自分のエネルギーのベクトルを理解できるかもしれませんね。

 以下で無料でホロスコープが作成できます。自分のネイタル図(生まれた時のホロスコープ)の10天体の位置する星座をチェックしてみましょう。

https://www.astro.com/horoscopes/ja

2.「行動パターン」は3区分で見る

 また、12星座は季節の各フェーズに分類した、「活動宮」「固定宮」「柔軟宮」に分けられます(3区分)。

 これらによって、得意な行動パターンがわかります。

活動宮(各季節がスタートする星座):牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座

固定宮(各季節らしい気候となる星座):牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座

柔軟宮(前後の季節が入り混じる星座):双子座、乙女座、射手座、魚座

 活動宮は、季節のスタートだけあって、「活動的で、意欲的に物事を始めたい」という性質。

 固定宮は、その名の通り、「物事を安定的に継続させたい、強固にしていきたい」という性質。

 柔軟宮は、前後の季節を上手く取り入れながら・・・つまり「状況に応じて調整していきたい、変化していきたい」という性質。

3.「大事にしたい価値観」は4区分で見る

 そして最後に、12星座は、「火」「地」「風」「水」に分けられます(4区分)。これは最近「風の時代」(※)というワードが飛び交っているので、耳にしたことがある方も多いかもしれませんね。

火:牡羊座、獅子座、射手座

地:牡牛座、乙女座、山羊座

風:双子座、天秤座、水瓶座

水:蟹座、蠍座、魚座

 の星座は、自分の価値を外に押し出していく、外に向かって自分らしさを表現することを重視します。

 の星座は、自分の価値を外から価値づける、つまり、自分の中の価値を客観的に確かめていくことを重視します。

 の星座は、言葉で人とつながる、外へ理解を求めながら発信、自己表現することを重視します。

 の星座は、気持ちで人とつながる外から見られる自分を意識しながら自己を確立していくことを重視します。

 お気付きかと思いますが、男性宮は「火」と「風」に分けられ、女性宮が「地」と「水」に分けられます。

 2区分が同じで4区分が異なると、意識の向かう先は同じですが、重視する価値観が異なり、その違いは考え方や行動に現れることなります。

 例えば、牡羊座(男性宮)と双子座(男性宮)は、ベクトルは同じ外向きですが、価値観の違いにより、牡羊座は自分の中にある自分らしさをそのまま出していく、双子座は周囲へ理解を求めながら(求めたい)出していく、、というようにアプローチが異なってきます。

4.さいごに・・・

 星座は、決してステレオタイプに自分や他人を判断するものではありません。

 でも自分の星の性質を知っておくと、「だからいつも失敗しちゃうのかー」と過去を受け入れて失敗パターンから抜け出せたり、「私の自分らしさを表現する上で大事にしてることって確かにこうだなぁ、これをもっと活かしてみようかな」など前へ一歩進む後押しをしてもらえる、そんな風に活用できるとよいのかな、と思います。

 また、太陽星座くらいであれば、周囲の人も調べて、「あの人は私と違って火の星座だから、仕方ないよね、その前提で接しよう」などと他人を受け入れて、円滑な人間関係を作ることにも役立ったりもします。

 ぜひ少しでも参考にしていただき、多くの人が、星を普段の生活に役立てていただけたらよいな、と思います!

(※)占星術の大イベントの一つに、20年に一度木星と土星が同じ位置で重なる現象があります。このたび、その重なる位置が約200年間「地」の星座で重なり続けていたものが、2020年12月、「風」の星座で重なることとなり、以降200年の「風の時代」の幕開けと呼ばれています。

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