忘れられない景色 セドナ編
2016年3月、友人Mちゃんとフェニックス空港で合流して、米アリゾナ州のネイティブ・アメリカンが聖地として崇めてきたセドナへ。
赤い岩山と緑の木々のコントラストが近づくにつれて、気分も高まった。空気も美味しい。
ボルテックス(Vortex)という地球の磁力が集まってパワーを発するスポットが数々あり、日中と夕暮れの時間帯にそれぞれガイドさんが案内してくれるツアーに参加した。
どのボルテックスも、360度の視界に魅力が溢れ、広大な景色で、写真で切り取ることができない。その場所に身を置くことにとても意味があると感じた。
分かりやすく説明すると、ディズニーランドのビックサンダーマウンテンの景色で、それは、ウォルト・ディズニーがセドナを愛し住んでいたから。一説によると岩山によく生えているウチワサボテンの形から、ミッキーの耳の形が生まれたとか。
多くの芸術家がエナジーを得る場所。
その中でも、夕暮れの時間帯のジープドライブで、地元の渋いおじさんガイドさんが彼のとっておきの瞑想スポットである場所を案内してくれた。
Mystic Vista
私たち3人以外、他に人もいない。ちょうどサンセットの時間帯に、神々しい美しさを静かに味わうことができた。地球に、自然に、ここの神様に、ありがとうという気持ちになった。感極まり、涙を流す私たち。
ガイドさんのお話では、感謝の気持ちを込めて、ペットボトルの水を少しかけて、ここの小石を持ち帰るとよいとのことだったので、3つくらい、赤い小石を思い出の品に持ち帰った。今も、ガンジス川の石と共に部屋に置いている。
帰りのドライブでは、天気が急変し、強風、雨からみぞれに変わった。昼間はプールで遊べるくらい暑かったのに、その夜にはみぞれも降るという目まぐるしい気象変化も、セドナの神秘だ。
この寒かった紫の空も、好きな一枚。
街もいろいろかわいくて、いかにもそれらしいスピリチャルグッツを扱うお店もたくさん。オーラ鑑定(コンピューターでやるやつ)を受けてみたり、パワーストーンを買ったり(ピンククリスタルのペンダントはお気に入り)、ベジタリアンなレストランに行ったりと、それはそれで、おもしろかった。
いろんな偶然が重なり、Mちゃんと現地合流で一緒に行けたとても貴重な旅だった。いつかまた行けるかな?
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