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Stay Homeの産休(2)

外出自粛になってしまって、産休中にやろうと思い描いていたことがなかなかできなくなってしまったと思いつつ、双子妊婦としてはもうこの頃には身体も動かしづらくなってきたので、ちょうどそのくらいの制限をかけてもらってよかったとも思う。双子妊娠の産前休暇のスタートが、ノーマルな方より8週間長いのも意味があるのだね。

ここでは、病院/妊婦健診などのこと。

4月1日(26W)に、妊婦健診で病院へ。次の健診がその2週間後の4月15日(28W)だった。
この間に緊急事態宣言が発令されたが、この2週間で病院の様子も産婦人科の対応も物々しく様変わり。

私が通う病院は、この地域では大きな総合病院。病院の入り口には、ウイルス検査のための白いテントが建ち、外来棟に入るのも1人ずつカメラで検温しての入棟。待合室は一つおきに座るよう張り紙がある。

この日は夫が初めて病院に付き添ってくれたものの、残念ながら産婦人科の診察室へは入れず。エコーを一緒に見てもらいたかったのだけれど、待合室で待機してもらう。

コロナの対策が具体的に産婦人科でもとられていた。

全く窓口の電話が通じず、予約の電話もできなかったが、母親学級はすべて中止。(幸い私は2月と3月に2回受講済み、あと1回の受講を残していた。)区の両親学級も早い段階で中止になっていた。夫に妊婦スーツを着せて、妊婦体験をしてもらいたかったのが心残り。

入退院時にパートナーのみ付き添い可。それ以外の面会は不可。お産時については、自然分娩の場合、パートナーの立ち合い不可。生まれたら病院からパートナーに連絡が入り、2時間以内は面会可。帝王切開の場合、手術時のみパートナーが待機可。生まれたら顔をみることくらいはできるみたいだけれど、長居は不可。バースプランとかなんとか、もう関係ないってことか。心細いけれど、自分はコロナ禍の妊婦なのだと覚悟を決める。

私は、いずれにしてもハイリスク双胎妊娠のため、帝王切開の可能性が大で、帝王切開の日は37Wにしましょうとこの日に予約をする。

妊婦健診は、この時期には通常2週間に1度なのだが、経過が順調な妊婦さんは通院での感染リスクを減らすため4週間後に来るようにとのこと。

この日は夫と「赤ちゃん本舗」でお買い物をして帰る。(会員登録したら、サンプルキットx2人分(双子分)もらえた。)

そして、9ヶ月目に入った32Wの5月2週目に、また健診へ。

外来棟の入り口はやはり物々しい雰囲気。

幸いなことに、経過は良好。エコーで双子の姿を確認。心臓もちゃんとバクバク動いている。双子はほぼ同じ大きさで、それぞれ約1,750g。二人合わせて3,500g!プラス羊水や胎盤だもの。重いはずだ!もう腰も終始バキバキ痛い。ここまで順調に育ってくれて本当に安心した。

先生のお話だと、次の診察は2週間後で、手術前のお話やいろんな検査があるようだ。手術の1週間前には、コロナの検査も受けてほしいとのことで、もちろん受けますと答える。助産師さんから、出産後のサポート体制について確認される。岩手に住む義母に産後の赤ちゃんのお世話のため来てくれるようお願いしていたが、緊急事態宣言下ではもしかしたら来てもらうのが難しいかもしれないと言うと、赤ちゃん同時に2人だから絶対にサポートは必要、特に双子の出産後の母体は相当弱りますからとアドバイスをいただく。やっぱりそうだよね… 夫も育休を取るべく調べてくれているが、区のファミリーサポートは生後4ヶ月後からで、産後直後のお手伝いは期待できない。せめて赤ちゃんが退院するまでに岩手と東京の行き来が認められて義母に来てもらえますように。と、同時に夫の家事スキルアップトレーニングもがんばろう。

この日は、5月なのに夏日の気温。途中、100円ショップとかランチとか寄り道してするとお腹も張り、ぐったり疲れてしまう。この日も夫が付き添ってくれていて助かった。

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