【海外生活】駐在2カ国目。バンコクからマニラに引越して1年住んでみた感想。
こんにちは。タイ生活6年⇨フィリピン・マニラへスライドし,早一年…。海外駐在帯同2カ国目、駐妻生活も8年目のYukoです。
8月頭まで1ヶ月半ほど日本に一時帰国しておりましたが、マニラに戻り、ようやく日常が戻りつつあります。
今回の一時帰国では、改めて日本の良さを再確認。
どこも綺麗だしゴミは落ちてないし、
何をどこで食べても美味しいし、
女1人で夜歩いた時に感じた開放感たるや!
スリに怯えなくても良い治安の良さ…
語り始めると、今ならどれだけでも語れそうです。
実はバンコク在住時は色々満たされていたので一時帰国しなくても良いかな、日本に帰りたくない、実家の母にこき使われる…と思っていたくらいでしたが、マニラで生活している今は一時帰国が楽しみで。自分の心境の変化に驚いたものです。一番は食かな。
マニラに到着しボーディングブリッジに足を踏み入れた瞬間の古さというか寂れ具合、そして空港のWifiが弱くて、入国時のE Travelの入力がうまくいかない時にフィリピンに帰ってきた…、また一年頑張ろう!と気持ちを整えました。
今回は勝手にシリーズ化している、バンコクからマニラに引越して住んでみた感想の一年経過バージョンです。
参照 The Best and Worst Airport in Asia↓
ニノイ・アキノ国際空港はWorstの4位。我らが成田空港はBest5、羽田空港はBest6
今回もマニラがお好きな方が読まれると不快に思われるかもしれませんが、ご容赦ください。
⚫︎マニラに1年住んでみた感想
⚫︎1ヶ月経過
以前のnoteの内容(マニラ生活1ヶ月経過)は以下の通りです。
⚫︎フィリピン・マニラに住んで良かった事
・住んでいる場所(BGC)が思ったよりも綺麗
・超!ドッグフレンドリー!
・どこでも英語が通じる。
・外食は気持ち少し安い。
・国内に綺麗なビーチが沢山!
⚫︎フィリピン・マニラに住んで困った事
・日本人向けのサービスがバンコクほど充実していない。
・食材調達が大変。
・治安は良くない。
・部屋が狭い。(バンコクと同じ家賃なのに、半分の広さになった。)
・インターナショナルスクールの選択肢が狭い。
・美味しいレストランばかりとは限らない。(食べられないレベルの食事に遭遇。)
・VISAの取得に時間がかかる。
⚫︎過去記事→1ヶ月住んでみた感想↓どうしても、バンコクと比較してしまって、環境変化により精神的に辛かった時期。
⚫︎半年経過
⚫︎半年経過後、追記として
・やる事が無い。
・行きたい場所がない。
・行きたい場所には、簡単には行けない。(治安が悪いから)
・日本人以外の友達ができない。
⚫︎結論=つまらない。その理由を考えてみてnoteに気持ちを綴ってみた。一言で言えば半年で飽きた。↓
⚫︎一年経過後の感想
基本的に一年経過した感想は、上記このまま変更なしです。
日々の生活において、一難去ってまた一難。
なかなか一筋縄ではいかないのがマニラって感じがします。ご縁があって住まわせて頂いているこの国を前向きに愛そうと思えば、その度に大きなブーメランが襲ってくる感じ。
細かい日々の生活に関するところでは、家の建て付けが悪く、あちこち壊れたり、雨漏りしたり、エアコンは3ヶ月に一回くらい水漏れしてクリーニングが必要だったり、電圧が悪いのか電化製品がよく壊れたり、家のメンテナンス周りの事で常に追われている感じです。
海外初めてじゃない2カ国目、3カ国目、4カ国目…と駐在帯同ベテランの方も、生活の立ち上げに一番苦労したと仰るのがマニラ。
外観は立派なコンドなんですけどね。中は大概です。日本の建築施工技術の素晴らしさをフィリピンで実感しています。メンテナンスを依頼しても、来る予定の日に待てど暮らせど来ず。今日でしたよね?と確認したら、今日は行けなくなりました!なんて事も。この話を友達にすると、みんなあるある!と共感してくれるのもマニラ。
⚫︎一年経過してみての学び
一年経ってみて、比較をしないこと、期待をしないことの大切さを改めて学びました。
どうしても、日本やタイと比べてあれもない、これもない、パッとしない、もっと⚪︎⚪︎だったのに…と比較ばかりしていると、がっかりして精神的に落ちて苦しくなってくる。
残念ながら期待しすぎると裏切られることの方が多いので、自分の気持ちの期待値調整、期待し過ぎないよう心を整える作業を一年かけてやってきて、ようやく慣れたというか腹落ちしたような気がします。
⚫︎マニラレストランあるあるに例えてみる
マニラではレストランに行ってオーダーするとない!と言われることが日常茶飯事です。貧弱な物流、そもそも島国で輸入に頼る事も多いからか、お店の発注担当者の問題か、全部だったりするかもしれませんが。
友達と話していて面白いなと思った話ですが、
マニラ一年生(私)
⚪︎⚪︎が食べたい!気分で、ウキウキとオーダーして振られてショックを受ける。
マニラ二年生
第一希望のメニューが無い事を想定して、第三希望くらいまで考えておく。
マニラ三年生
無い事を前提に、⚪︎⚪︎はありますか?という質問の仕方に変化していく。
こんな感じで、先輩駐妻の友達はさすがに整っています。私もマニラ2年生になったので、気持ちを整えていきたいと思います。
でも、期待しない=ワクワクしないってことでもある。
先日の話ですが、レストランで娘の大好きなマンゴーシェイクをオーダーしたのに、なかなか来ない。忘れられたのかな?と思って、確認するとマンゴーシェイクが無い!と。それなら、もっと早く言ってよ、20分くらいは待ったよと娘もガッカリ。
ちなみに、なぜ無いのか聞いたら、氷が足りないとか…
私たちが食事を終えたタイミングで、氷が到着して、娘が色めきたちましたが、もう食べ終わったから他のお店でオーダーしようと宥めて、お会計しました。
⚫︎次、どこに行く?と聞かれても…
次どこにいく?と聞かれたけれど、行きたい場所も思い浮かばず、Google Mapでチェックした場所を訪れるも、そんなに面白くなかったねで終了。街並みを眺めていても、無印もユニクロもある、マクドもケンタッキーもスタバもある、鼎泰豊も…。
主人がぽそりと、マニラも意外と何でもあるよね。でも、心が踊らないね。と。
心が踊らない理由を端的にまとめてしまえば、娯楽が少なく、また質も低いから。
⚫︎とは言え、限られた駐在生活を楽しむために
・習い事がなければ、通信教育、独学で頑張る。(お花の資格を取得!)
・語学学校へ行く。(一時帰国で一度休んだので、再開しようと思います。)
・スポーツを始める。(ゆるくピラティスを再開しました。)
・娘の学校行事に出来るだけ参加する。(ママ友が出来るので、極力行く。)
・コミュニティに参加してみる。(Ma'am Manilaというマニラに住むExpat wifeのFacebookグループやフィリピカという日本人コミュニティに参加。)
・SNS発信してみる。(noteの他にはInstagramとThreadsで発信してます。)
・友達に会う。(これが一番楽しいかも。だから、駐妻はランチするんだなと…。そして、一年前と違うのはマニラでも気心知れた友達ができたこと。感謝!)
などなど、限りある駐在帯同の日々を楽しく過ごすように努めています。
⚫︎過去記事→とは言え、この生活良い事も沢山。
でもやっぱり、旅好きとして、心が躍るのは旅行!
次の旅の予定が決まるとワクワクしながら、日々過ごせるので旅のパワーたるや!
次にどこに行こうか、どこに泊まろうか、リサーチするのと、旅行記を発信するのが趣味なので、自分で自分の機嫌を取るようにしています。
フィリピン国内だと、エルニド、コロン島、近場だとパタンガスとか、訪れたことのない場所に行ってみたいですね。せっかくフィリピンに住んでいるので、もっとフィリピンを楽しめるように…。
とりあえず、一年経過してみて、このカオスな国で家族が元気に過ごせているだけで良しです。家族全員心身共に、健康で日本に帰れますように!
長文お読み頂き、ありがとうございました。
⚫︎Instagram→東南アジア発の生活、旅、子育てメイン
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