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金沢旅行記②

前回の金沢旅行記①では、1日目から3日目までを書いていきました。
まだ読んでいない方はぜひ①を読んでからこちらの記事を読んでいただけると嬉しいです!

10月13日(木)

この日はかなりゆったりお仕事。午後に1件だけMTGが入っていたのでそれ以外の時間は部屋で作業。直近でオフサイトミーティングを実施する予定だったのでそれのための資料をひたすら作成していました。

そして、金沢旅の楽しみになりつつあるランチタイム!!4日目は四知堂 kanazawa(スーチータン カナザワ)へ。とてもおしゃれな佇まいですごく気になっていたのですが、ずっとお休み続きで訪れることができなかったお店。おしゃれさはHPからも伝わるかと。

この日はさくっとお昼を済ませたかったので、お店のすぐ入り口にある台湾屋台という区画で食事を済ます。外の音を聞きながら食べるご飯は普段とはまた違う美味しさがあるなぁ〜。

目と鼻の先には道路が🚗

注文したのは魯肉飯と胡椒餅。魯肉飯は大好きな台湾飯。そして胡椒餅は大学の卒業旅行で行って食べた際に感激した代物。また食べたい!と思っていたので、まさかのここで再会となるとは…。
味はかなり本格的で量も丁度よく、今日もランチで勝利してしまいました!本当にこの金沢旅はランチが大勝利である。

午後ももくもく作業を進めて、何事もなく終業。業務も落ち着いていたので翌日は少し仕事はしつつも観光Dayにすることに!
ということで4日目にして初めて日本酒チャンスの到来!!せっかくなら日本酒とお刺身が食べられるところということで、日本酒真琴へ。

全く日本酒に詳しくないのですが、甘めが好きなので「甘めのお酒を…」と言ったところ、「北陸は辛めなんです…。」と言われ、日本酒初心者を遺憾なく発揮しました。
そんな私向けに出してくれたのが…

このあとの日本酒巡りにつながる1杯になるとは…。

加賀鶴!金沢ではかなり有名なお酒の種類だったようで、一番ベーシックなものを出してくださったんだなと今書きながら実感。
そして、酒のアテに頼んだのがお刺身定食!(割とがっつり食べる!!)

日本酒飲むのにご飯食べるってどうなんだろう…。

ここで食べたタコのお刺身がすごく美味しかった!ぷりぷりで、弾力感があって噛めば噛むほど甘みが出る…!やっぱり北陸の海の幸は美味しいなぁ…と感じた4日目の夜ご飯でした。

もう一杯飲みたい気持ちだったけれど、何事もちょっと物足りないくらいがちょうどいいということでそのままホテルへ帰る道すがら…

あ…これは…

東海オンエアが大好きな私は反応せざるを得ないお店が…。夜も遅くお店は閉まっていたので記念に写真を撮って、ホテルへ帰宅。
翌日はとある計画を立てていたので、早めに就寝。

10月14日(金)

朝から自転車(まちのり)を借りて、とあるところへ…

とてもいい天気☀

そう!金沢で有名なホワイト餃子のお店、第7ギョーザの店平日だったので空いているかなと思いきや、30分待ちとのこと。このお店は車で来る人が多いので、数組前になるまでは車で待っていてくださいと案内が。
「自転車で来たのですが…(泣)」と係の人に伝えると特別に中で待たせてもらえました。(本当によかった…。)

とりあえず待ちながらオーダーを検討。

めちゃくちゃ種類がある…。
定食の大中小は餃子の個数じゃなくて、ご飯の量なのね!

並びながら定番メニューを調べてみると、ホワイト餃子はもちろんのこと、漬物と水餃子も美味しいらしい…。
先に食べている人の様子を見るとホワイト餃子10個は割と量が多そう…。
ということで

どーーーーーーん!!!

ご飯【小】、ホワイト餃子5個、水餃子6個、スープ
をオーダー!
隣の女子高生がホワイト餃子定食【小】を頼んでいて、途中からフードファイターみたいな顔つきになっていた。

人生初ホワイト餃子を口にする。
お…おいし〜〜〜〜〜〜!!!こんなに美味しい餃子があるなんて!!!
野菜たっぷりで肉感も楽しめる一品!!

適当に撮った写真が映えている。

無心で食べて、気づいたら餃子がなくなっていた…。ご飯もスープも平らげてごちそうさまでした!!!
いろんな種類の餃子が楽しめて、ちょうど良いバランスだった。なので、もし行く機会がある方はぜひ単品注文をおすすめします。

外には自販機があって誘惑に負けそうになる。

お昼ご飯を済ましたところで第2目的地へ!再度、まちのりで自転車を借りて金沢の市街地を目指す!
途中、反り立つ壁のような坂道もありそこを電動自転車を引いて上がるのが本当に大変だった…。(大変すぎて写真が残っていない)
いろいろな苦労しながら到着したのが…

念願の!!

金沢21世紀美術館家族旅行で来たときはまだできていなかったし、1社目の地方公演帯同研修では時間の余裕がなく、横をバスで通りすぎたのみ…。
今回の旅はこのために金沢に来たと言っても過言ではない!

と回る気まんまんで来たのはいいものの、第7ギョーザの店から21世紀美術館を自転車で移動し、とても疲れてしまった…。

荷物を預けてロビーでぼーっとする。

メインの展示では、時を超えるイヴ・クラインの想像力―不確かさと非物質的なるものが開催されていた。

青がとても象徴的

様々な手法を用いる作家であり、中には映像作品もあったりでとても楽しかった。絵画よりも立体物とか身体表現とかのほうが興味があるかもなぁ〜って思ったりした展示会でした。

一番好きだった作品郡。
奥の壁に掛かっているのはイヴ・クラインのモノクローム絵画、天づりされているのはビニールチューブに色水を入れた元永定正の《作品(水)》

noteのヘッダーに設定しているのもカラフルな写真ですが、やはりカラフルなものが好きらしい…。

一番有名なスイミング・プールは事前予約制で上から覗くのみ

スイミング・プールもやっと見れたけど、下に入ることができず、上から覗き、終了。

もう1つ、楽しみにしていた展示。lab.5 ROUTINE RECORDS
ヘラルボニーが手掛けている展示で、知的障害をもつ方々の日常の生活音を収録して流している作品。本をぱらぱらする音やチェーンをカチャカチャする音などその人が大切にしている音を聞ける。
そして、展示の真ん中にはDJ卓があり、それらの音を組み合わせて音楽を作ることができる。(とても大人気でやってみることは叶わず…。)
割とこういう生活音って減らしていこうという力が働いてしまうけど、それをどうやって活かせるだろうか?って考える思考は忘れたくないし、チャレンジしたいなぁと思って、この展示をあとにする。

お土産コーナーで、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』を購入して、美術館をあとにしました。約4時間くらいの滞在でしたが、全然時間が足りない!また再訪します。

気づいたら夕焼け!あっという間だったなぁ〜。

夜ご飯は、ホテルの方がおすすめしてくれた風和利へ。17:30頃に駆け込みギリギリカウンター席に予約なしで入れました!(できれば予約していったほうが安心)
家族で来ている方もいて、老若男女楽しめるお店。そして、どのお料理も美味しい!!

1日自転車で疲れた身体にしみる〜!
金沢でエビの美味しさに気づいてしまう…。
〆は欠かせない酒飲みです。

どの料理も美味しいし、店員さんのおもてなしも素敵でとてもよい時間が過ごせた。心をほくほくさせながらホテルへ帰宅。1日中、自転車で市内を駆け回りへとへとだったのでこの日もぐっすり。

10月15日(土)

前日の疲れもあってか、午前中はゆったりホテルで過ごし、ブランチで3日目に行った梅梅(めいめい)に再訪。

麺類が食べたかった

前回は点心膳をいただいたので、今回は汁なし担々麺をいただく。(辛いのはとても苦手)
山椒の辛味が効いていて、辛い…!どんどん口の中の感覚がなくなっていく…。白米と水を駆使して、なんとか完食。
美味しかったけど、私には辛すぎて最後は半べそで食べることに。辛いのが苦手な方はご注意あれ。

ご飯を食べたあとは、この日のメインイベント。サケマルシェへ!

コロナのため、ここ2年は開催が延期になっていたようで、久しぶりの開催に会場はとても活気づいていました。芝生にレジャーシートをひいて、楽しんでいるグループもたくさんいて、いいなぁ〜と横目に見ながら会場をふらふら。

天気がよくてよかった!

石川県内の酒蔵が一斉に介し、日本酒をたしなみながら、美味しい料理も楽しめるというイベント。各酒蔵は珍しいお酒も振る舞っていて、到着したころには無くなっていたものもちらほら。

グラスがかわいい!

チケットを買って、お店が指定する枚数と交換をしてお酒を楽しむ方式。
しかし、相変わらずどの日本酒が有名なのか?美味しいのか?を分かっていない私はチケットが多く必要=美味しい!という仮説のもと、色々飲んでみることに。

若者グループの隣でぽつんと陣取る。

1杯目は、スパークリングを飲みたい!と思い、手取川のSparkling Dotを購入。すっきりとした味わいで爽やかな飲みごたえ。美味しい!
2杯目は、前日に遊穂を飲んだことを思い出し、他の種類も飲んでみることに。遊穂「紺」を飲む。これも美味しい!!!
しかし、これ以上飲むと一人旅がままならない気がしたので2杯で終了。

まだ夕方だったのと、回れていなかった兼六園へ。昔、家族で来た思い出があるものの、雪の兼六園で転ばないようにずっと下を見てたので全然景色が思い出せない…。

特別名勝ということをこれで知る。
この展望台からの景色が大好き!!!

風が心地よくて、とても好きな場所がまた一つ増えた。兼六園に来て、高台とか見晴らしがよい場所が好きなんだなという気づきを得れたのはとてもよかった。

そばと食べる大人になった

21世紀美術館、近くのお蕎麦屋さんへ入店。ここでさくっとご飯を済まして、ホテル近くのスタバへ。そしたら、こんなものが…!

かわいい!
いろいろあるんだな…。

金沢限定のマグカップ!いろいろな柄があって、すごくかわいい。とても悩みましたが、コップとコースターを一つずつお迎え。全国各地にあるみたいなので少しずつ集めたいなぁ。

この日もお酒を飲んだり、1日歩き回ったりで疲れていたのでぐっすり。

12月16日(日)

観光最終日。実は泊まっていたホテルにレストラン(金沢炭火焼き ケムリとカオリ)が併設されており、朝食を出しているということだったので一度は食べたい!と思い、注文。

全部美味しかったけど、特にキヌアの温玉乗せが美味しかった!

腹ごしらえをしたところで、前日にたまたま元AKB48のこじはるが金沢Vlogを載せており、そこでおすすめしていた糀屋さんへ。ひがし茶屋街から少し離れた場所にある髙木糀商店へ。

THE日本家屋!な面持ち。

お味噌も買いたかったけど、家に大量のストック味噌が待っているのでぐっと我慢をして甘酒と塩麹を購入。
接客してくれたおばあちゃんが甘酒と牛乳を1:1で割るといいよって教えてくれたので家に帰って試してみた!日が経つにつれて、とろとろとしてきて飲みごたえが変わってくるのがとても面白い。

ECもあるみたいだから、ストック味噌がなくなったらお取り寄せしようかな。

お昼はどうしてももう1回甘海老が食べたくなってしまったので海鮮丼を求めて、町屋ごはん 東山やつはしへ。

ツヤツヤだ〜!

エビ、カニ、ブリが乗った贅沢丼!!最高である!!!
やっぱり私はエビが好きだ〜〜〜!!
と叫びたくなったが、ここは我慢。
美味しいエビを味わいつつ、お昼ごはん終了。

この日の午後は、日曜日ということもあり人が増えつつあったので、スタバに籠もって、近々試験があるキャリアコンサルタントの勉強にいそしむ。金沢まで来て何をしているんだ…という気もするけど、まぁ日常を知らない土地で過ごしてみるのもとても面白かったのでよいかなと。

翌日の始発で帰ってきました!あっという間の7泊8日の旅でした!

また来るぜ!金沢!!

初めての長期一人旅で得たもの

ここまで1日ごとに行動記録を残してきましたが、初めての長期一人旅で得たものは一人でなんとかできる!という自信でした。
ずっと一人暮らしはしているものの、見知った街で見知った人たちと働き…という日々の連続でした。
ただ、下調べもなしで初めて降り立つ地で、事前に知り合いに声もかけずに1人でどこまでやれるか?はチャレンジでした。(日本国内なのに大げさなのは分かっていますが、大切な一歩だった気がします。)
友達と旅行に行くときも比較的誰かの予定についていくことが多く、ただ金魚のフンをしていたら旅行が終わることもしばしば。それが自分にとって全く苦ではないので、問題はないのですが、1人旅になると自分を自分で楽しませないといけない。

正直、行きの新幹線ではずっとホテルに籠もっているのでは?という不安もありましたが、自分なりにネットで調べたり、ホテルの人からいろんな話を聞いたりして、情報収集をして、自分なりに楽しいと思えるものを探すことができたのはとてもよかったなと。
誰かにおすすめしてもらうこともよいけど、自分で自分のお気に入りを見つけられることは特別。

自分の”好き”の解像度が上がった旅でした。
これからもこういう体験を増やしていきたいな。

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