保育者としての価値観

先日、保育士時代の先輩にお会いしてきました。

私が保育士1年目の時、
1番お世話になった先輩の先生。

当時はまだ自分の子どももいなくて、子育て経験もなく、子どもが主体の保育がしたかったけど、日々の保育をこなしていくだけでいっぱいいっぱいだった私。

クラスの子に「言う事を聞かせようと」してしまったことがあった。

そんな時、「そのやり方はちょっと違うんじゃない?」と、ちゃんと教えてくれたその先輩先生。

言いにくいことを正直に言ってくださったこと、本当に感謝してるし、子どもの気持ちに寄り添った保育をされる先輩の姿から、学ぶことが沢山ありました。

先輩があの時ちゃんと叱ってくれたから、子どもが真ん中にいる保育を背中で見せてくれたから、今の私がいる、と言っても過言ではないと思う。


保護者、組織としての立ち位置、周辺地域の方の目など色んな人や環境の板挟みである保育士という立場。


子ども主体の保育がしたくても、子どもを従わせなければならない状況が山ほど、ある。


でもその中でも、「ひとりひとりの子どもの気持ち」を大切にした保育という視点を忘れずにいられるのは、間違いなく先輩と一緒に働かせていただいた一年があるからだ。


その先輩が、10年以上経った今も尚、ブレずに芯を貫かれているので、そこもまたカッコいいなぁと思います。


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