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「次の機会」が永遠に来ないとしても、後悔はないか

普段そこまで死を意識して暮らしているわけではないが、実際、30代半ばで突然人生の終わりがやってくるということがあってもおかしくないんだな、と最近改めて、心から思うようになった。

また同様に、「いつか落ち着いたら思いっきり好きなことをやろう」と考えていても、その"落ち着いた頃"の自分の身体が、今と同じくらいどこも不調がなく、行動を制限しない程度に十分なパフォーマンスを発揮できる保証はどこにもないよな、ともよく思うようになった。

緩和医療医の大津秀一さんが書かれた『死ぬときに後悔すること25』という書籍で、終末期の患者さんが「人生でやり残したこと」として挙げていることとして

・自分のやりたいことをやらなかったこと
・夢をかなえられなかったこと
・美味しいものを食べておかなかったこと
・仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
・行きたい場所に旅行しなかったこと
・会いたい人に会っておかなかったこと

などがあると紹介されている。

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