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2023年の星読み

2023年は時代の終わりと始まりの時間。

2008年から山羊座に長期滞在している冥王星が、そろそろ本格的に水瓶座へと拠点を移し始めます。
山羊座の時間の終わりの始まりの時間が2023年。
山羊座は地の性質を持ち、そのシンボルが表すものは、長い時間をかけて形成されるもの。
そこに破壊と再生の星、冥王星が滞在した時間には、長い時間をかけて作り上げてきた、社会の構成や、仕組み、常識や考え方に至るまで、あらゆるものが、根底から崩されるということが起こったのはご承知の通りです。

また、2020年に土星が水瓶座に入り、新しい風の流行という形で、さらに常識が覆され、方向転換がなされるという作用がありました。
それが地上では新型のウイルスとして現れたのかもしれません。

2023年は、いよいよ、その一時代の終わりに向けて、最終調整が行われる、といった感じでしょうか。

冥王星の働きは「破壊」の後に「再生」を促すもの。
これ以上に傾きようがないくらい傾いてしまった天秤は調整する必要があります。
本当の終わりならば、傾きっぱなしにしておいても問題ないでしょうが、この先もこの舞台を続けていくためには、一度建て直しが必要になります。
この、わかっていてもできないことをやってくれるのが、天体の作用と考えます。

「万物照応」

このように、天の星の動きが、地球や、私たち自身に影響を与えるというのが占星術を支える考え方です。
大いなる宇宙は、小さい宇宙(身体)と呼応し合っている。

天の星の動きは社会を動かし、その作用は自分にも同時に起こる。

ということは、こちらがわの方からも傾きを正していくのが、今の時間に響き合うという姿勢なのでしょう。

流れが変わったことを感じたら、素直に認めて、速やかに行動していく。
目の前で起きたことに、今の自分は、どう対処するか。

崩れた山を前に、絶望するのか、チャンスと捉えるのか。

その先を、見据えながら、周りの人たちと、共に笑っている未来を創るために力を尽くしていくならば、きっと良い流れに乗れるはずです。

この星で何をしたくて生まれてきたのか。
2023年は、誰もが、正直にその問いに向きあう時となりそうです。

よき未来を、みんなで創っていけますように。

2023年が平和の下にありますように。 願いを込めて。


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